コンフォートイン鹿児島谷山が緊急避難施設協定を締結

コンフォートイン鹿児島谷山の緊急避難施設協定

2025年8月1日、鹿児島市は「コンフォートイン鹿児島谷山」との間で、津波発生時の緊急避難施設として使用するための協定を締結しました。この取り組みは、鹿児島県における地震や遠地津波の警報発令が続く中でのさらなる防災意識の向上を目的としています。

緊急避難施設の概要

「コンフォートイン鹿児島谷山」が提供する立体駐車場（3～5階、総面積2,398.39㎡）は、災害時に地域住民が迅速かつ安全に避難できる場所として設計されています。この避難施設は、災害発生時に無料で使用できるため、地域に住む方々にとって安心の拠点となるでしょう。

特に、このホテルは24時間稼働している特性を活かし、地域住民の安全な避難を支援することができます。企業の社会的責任を果たすため、地域に密着した活動を推進していく姿勢が評価されています。

サステナビリティへの取り組み

この協定は、グリーンズグループが推進するサステナビリティ活動「コミュニティ支援」の一環であり、持続可能な開発目標（SDGs）の「住み続けられるまちづくり（目標11）」の実現に寄与するものです。グリーンズは、地域社会への奉仕と貢献を企業目的の一つとしており、地域に根差した社会貢献活動に力を入れています。

企業の背景

株式会社グリーンズは、46ヵ国以上に7,500軒以上のホテルチェーンを展開する「チョイスブランド」と共に、60年以上のホテル運営の実績を持つ「オリジナルブランド」を有しています。中間料金帯のグローバルブランドのホテルチェーンで唯一、日本全国での展開に成功しています。「TRY！NEXTJOURNEY～新たな旅に踏み出そう～」という経営ビジョンのもと、地域に貢献し続ける企業を目指しています。

今後の展望

グリーンズグループは2030年に向けてのCSR宣言を掲げ、「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を目指しています。地元地域の信頼を築いた半世紀にわたる活動を基盤に、持続可能性の促進を引き続き行っていく意向を示しています。これにより、地域住民と環境に優しいホテル経営を実現し、SDGsの達成にも貢献していく所存です。