人気シリーズ「乙女の本棚」第41弾、ついに発売決定!
文豪・江戸川乱歩の傑作『悪霊物語』が、人気シリーズ「乙女の本棚」の第41弾として2024年10月11日に発売されます。この作品は、立東舎が手掛け、株式会社リットーミュージックが販売を行います。
「乙女の本棚」は、著名な文豪の作品に、現代の感性豊かなイラストレーターの描く美しいイラストを添える独自の出版シリーズです。今回の『悪霊物語』も、その伝統を引き継ぎつつ、江戸川乱歩の独特な世界観を魅力的に表現しています。
江戸川乱歩は、1894年に三重県で生まれ、早稲田大学を卒業後、新聞記者や雑誌編集に従事しました。彼の作品は、特に『怪人二十面相』や『少年探偵団』でよく知られています。乱歩の作品は、サスペンスやミステリーに満ちており、その美しい言葉遣いと緻密な描写で読者を惹きつけます。
一方、イラストレーターの粟木こぼねは、2017年からSNSを通じて自身の作品を発表し始めました。彼女のイラストは、映画の一瞬を切り取ったかのような独自の物語性があり、多くのファンに愛されています。『悪霊物語』では、彼女が描き下ろしたオールカラーのイラストが、文豪の作品に新たな命を吹き込むこと間違いなしです。
この作品は、ただの文芸書ではなく、絵本のような感覚で楽しめる点が魅力です。ページをめくるごとに、江戸川乱歩の緊張感あるストーリーと、粟木こぼねの美しいビジュアルが調和し、一つの作品としての完成度を高めています。
書誌情報
- - 書名: 悪霊物語
- - 著者: 江戸川乱歩 + 粟木こぼね
- - 定価: 1,980円(本体1,800円+税10%)
- - 発売日: 2024年10月11日
- - 発行: 立東舎
- - 発売: リットーミュージック
- - 商品情報ページ: リットーミュージック
この新作を楽しみに待つ読者は多いでしょう。また、「乙女の本棚」の他の作品も同様に、文豪の名作とイラストが融合した珠玉のシリーズとして評価されています。ぜひ、今後の続刊にも期待しましょう。
立東舎は、文芸やマンガを中心にさまざまなポップカルチャーの発信を行っており、「乙女の本棚」はその一翼を担っています。これからもたくさんの作品が登場することでしょう。
混沌とした現代社会において、文学とアートの力を実感できる「乙女の本棚」。新たなスタイルの文学的体験を、この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。