ブルーベリーで世界を助ける！ハッピーサイクルの取り組みとは

ブルーベリーで世界を助ける！

神奈川県厚木市に位置するブルーベリー狩り観光農園『Blueberry HILLS あつぎ』は、 SDGsに貢献するための独自プロジェクト『Blueberry ハッピーサイクル』を立ち上げ、社会貢献活動を広めています。この取り組みの中で、昨年度は開発途上国に5,500食の給食が提供され、貧困層の支援に寄与しました。

ブルーベリー狩りの新体験

『Blueberry HILLS あつぎ』では、訪れるお客様に「ブルーベリーが10倍おいしくなるノート」という特別な体験ノートを提供しています。このオリジナルノートは、食べる楽しさだけでなく、ブルーベリーの奥深い魅力を伝えるためのツールとして考えられています。ノートは税込500円で購入可能で、1冊の購入につき100円が、アジアおよびアフリカの貧困層への寄付に用いられる仕組みとなっています。

TABLE FOR TWOとの連携

このプロジェクトは、特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」が実施するプログラムに参加しています。この活動への寄付協賛により、ブラーベリーを1つのきっかけに社会に貢献することができるのです。『Blueberry ハッピーサイクル』では、ノート1冊ごとの購入で、開発途上国に給食5食分を提供しています。来園されたお客様は、このノートを使って、ブルーベリー狩りを楽しむことができるのです。

反響と拡大

2021年には当園のみでの小さな取り組みでしたが、2022年には全国の5つの農園が賛同し、計6つの農園での取り組みとして成長しました。その結果、5,500食という給食提供を実現。累計では6,000食に達し、持続可能な開発目標である「飢餓をゼロに」という目標に一歩近づきました。

農園同士の連携が生み出した成果は、ひとつの農園では成し得ない大きな価値を生んでいます。このような連帯感が、ブルーベリーの魅力を広め、新たなファンを生む要因になっているのです。