アニメ新作「GREAT PRETENDER razbliuto」配信権取得で中東進出の期待

アニメの新たな展開が始まる

人気アニメシリーズの最新作「GREAT PRETENDER razbliuto」が、マンガプロダクションズによって配給権およびライセンス供与権を獲得しました。この提携は、アラビア諸国のアニメファンに向けて、日本のアニメを届けるための大きなステップとなるでしょう。

マンガプロダクションズの期待

マンガプロダクションズのCEOであるイサム・ブカーリは、このパートナーシップについての熱意を次のように表現しました。「私たちは、日本のアニメに大きな関心を持つアラビア諸国の方々に『GREAT PRETENDER』を提供できることを嬉しく思っています。この提携が配信とライセンスの分野での重要な一歩となることを期待しています。」

この声明は、アニメが国境を越えて楽しめる時代を迎えていることを象徴しています。

Production I.Gの信頼

一方で、Production I.Gの代表取締役社長、和田丈嗣は「この作品の権利をマンガプロダクションズに預けることで、視聴者にとってさらに身近な存在となることを期待しています」と述べています。これにより、「GREAT PRETENDER razbliuto」が中東のアニメ愛好者に愛される作品となる可能性が広がります。

作品の魅力と実績

「GREAT PRETENDER」は、鏑木ひろが監督、古沢良太が脚本を担当しており、2020年6月にNetflixでの先行配信からスタートしました。その後、フジテレビや多くのプラットフォームで放送され、IMDbでの評価は7.0ポイント、MyAnimeListでは8.2ポイントを獲得するなど、高い評価を受けています。

このように高評価を得ている理由は、作品のクオリティにあります。複雑なストーリー展開と魅力的なキャラクターたちが織りなす世界観は、多くのファンを魅了しています。

マンガプロダクションズのビジョン

マンガプロダクションズは、すでに数多くの成功を収めており、6カ国語で配信されたアニメ映画「ジャーニー太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語」や、1億回以上の視聴回数を記録した「アサティール未来の昔ばなし」を制作してきました。さらに、『グレンダイザーU』や『キャプテン翼』などの国際的なライセンス契約も手掛けていることから、今後の展開に期待が高まります。