台風被害と火災保険
2023-06-10 12:33:16

台風被害から家を守る!火災保険申請のポイントと注意点

台風被害から家を守る!火災保険申請のポイントと注意点



2023年6月、台風2号の接近に伴い、住宅被害に関する問い合わせが急増しました。沖縄県では建物調査を実施、56件のアンケートのうち89%(50件)もの方が、台風の損害に気付いていなかったという衝撃的な結果も出ています。

このことから、台風被害と火災保険申請に関する正しい知識の普及が急務であることが浮き彫りになりました。この記事では、台風救済センターによる調査結果を元に、具体的な被害事例と保険申請における注意点、そして専門家によるサポートの重要性について解説します。

台風2号による主な被害箇所と保険申請のポイント



台風救済センターが受け付けた問い合わせから、特に多かった3つの被害箇所とその保険申請に関するポイントを解説します。

1. 雨漏り



サッシからの雨漏りは、台風被害の典型的な事例です。しかし、老朽化や既存の隙間からの雨水の浸入は、保険適用外となる可能性があります。雨樋のオーバーフローによる漏水についても、保険会社の対応はまちまちです。

保険申請にあたっては、現状を正確に把握し、専門的な知識を持つ業者に依頼することが重要です。施工業者からの提案をそのまま保険会社に伝えるのではなく、専門家のアドバイスに基づき、適切な申請を行うべきです。

2. 屋根



屋根の被害も、場所によって保険適用の可否が大きく変わってきます。板金や瓦のズレや破損は比較的認められやすいですが、棟の浮きやズレは、近年判定が厳しくなってきています。和瓦の場合は、漆喰関連の被害も問題となるケースが増えています。

台風被害の申請においては、被害発生時期の明確化が重要です。定期的な点検記録を残しておくことで、保険金の支払い手続きがスムーズになります。

3. 外構



カーポート、門塀、駐輪場などの外構設備は、飛来物による被害を受けやすい箇所です。これらの被害は、保険会社の判断基準(約款)によって支払い可否が決まるため、詳細な報告書の作成が不可欠となります。

例えば、目隠し壁の破損なども、適切な報告により保険金支払いに繋がることがあります。

なぜ地元の工務店への依頼は避けるべきか?



地元の工務店は、修理を前提とした視点でしか調査を行わない可能性があります。一方、火災保険申請サポート会社は、保険金支払いの可能性を最大限に追求します。全国対応で迅速な対応が可能であり、可能性のあるものは全て拾い上げてくれます。

台風シーズンに向けた対策



台風シーズンは、住宅への被害リスクが高まります。定期的な点検と、専門家による火災保険申請サポートを検討することで、万が一の事態に備えることができます。

台風救済センターでは、被害状況の確認、簡易修繕、ブルーシート貼りなどの支援も行っています。火災保険の活用を促進し、一日も早い復旧と安心安全な生活の支援に尽力しています。

まとめ

台風による住宅被害は、適切な対応と知識によって被害を最小限に抑え、保険金請求の可能性を高めることができます。専門家のサポートを活用し、安心安全な生活を送りましょう。

会社情報

会社名
株式会社 相談型救済センター
住所
神奈川県横浜市青葉区しらとり台33-2
電話番号
070-9099-6989

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