水木しげるの暗闇
2026-05-29 14:18:39

多摩六都科学館が再演!水木しげるの戦争体験プラネタリウム作品

多摩六都科学館で再演決定



多摩六都科学館が提供するプラネタリウム番組「水木サンのみた暗闇 ―ぬりかべに遭った夜―」が、昨年の好評を受けて再演されることが決まった。この作品は著名な漫画家・水木しげる氏の戦争体験を基にしたものであり、特に子供たちにとっても大事な教育的な意味合いを持つ体験と言える。

番組では、戦時中の1944年にニューブリテン島での生活が詳細に描かれており、声優の古川登志夫氏がその語り手を務める。彼の声を通じて、観客は水木氏が直面した戦争の真実を、臨場感あふれる形で追体験することができる。

水木しげる氏の戦争体験


水木氏は1922年に生まれ、鳥取県境港市に育った。彼は若い頃に戦争の渦中に巻き込まれ、ニューブリテン島のラバウルで激しい戦闘に参加することとなった。この戦地で彼は、爆撃により左腕を失うという重傷を負い、それでも復員後は漫画家として再起する。戦争の記憶は彼の作品に深く刻まれており、「ゲゲゲの鬼太郎」などの名作に見られるように、妖怪を描く一方で、自身の戦争体験を反映した作品も数多く残した。

今回のプラネタリウム番組では、彼の著作から重要な部分を抽出し文字や絵を再構成。水木氏の目に映った戦争の厳しさや理不尽、そしてその中で人間的に生きるための努力が、映像と音響を融合させた体験を通じて表現される。

プラネタリウムで味わう特別な没入感


多摩六都科学館のプラネタリウムドームは、直径27.5mの規模を誇り、最新の光学式プラネタリウム投映機を使用して、1億4000万個の星々を映し出す。作品では、1944年当時の南半球の星空が再現され、プラネタリウムの空間を最大限に生かした映像と、6chのサラウンド音響が融合。この特別な演出により、観客はただ見るだけでなく、まるでその場にいるかのような感覚を味わうことができる。完全な暗闇の中での体験は、他では得られない類まれな没入感を与えてくれるだろう。

イベント詳細


このプログラムは2026年8月1日、8日、11月15日、28日と、全4回実施される予定で、各時間は午後5時20分からの約60分間。他の観客と同じ空間を共有する特別な瞬間を体験できる。観覧対象は小学4年生以上(3歳以下は入場不可)で、戦争の描写や大きな音の演出も含まれるため、注意が必要だ。各回の定員は234人で、事前にチケットを購入する必要がある。

ぜひ多くの方に、この貴重なプラネタリウム体験を通じて水木氏の心の奥底に潜む思いを知り、感じていただきたい。戦争という重いテーマを親子で語り合うきっかけにもなるかもしれない。

【お問い合わせ】多摩六都科学館(電話番号:042-469-6100)



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株式会社乃村工藝社
住所
東京都港区台場2丁目3番4号
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