CEOが手がけたトートバッグ、ユーザーとの絆を深める発送作業の裏側
深夜の東京、まだ明かりが灯る街並みが見える中、オフィスでも倉庫でもない普通のマンションのリビングには、トートバッグの山が積まれている。この場所は、Meowsterの創業者でCEO、Ann Yuの自宅である。1,000個以上のトートバッグが、今まさに日本各地へ向けて発送されようとしている。これらの荷物は、先日終了した「初夏の七日間の約束」キャンペーンで7日連続ログインに成功したユーザーたちへ贈られるもので、誰に届けられるのかは、実は誰も知らなかった。
想いを込めた手作業
キャンペーンが終了すると、Ann Yuの目の前に待つ1,000個以上のトートバッグに彼女は直面した。この作業を外部の物流会社に任せたり、チームに分担させたりすることなく、全てを一人で引き受けた。透明な包装袋、テープ、そして無数の箱を使って、休日も惜しまず夕方から深夜にかけて地道な作業を続けた。袋詰め、ラベル貼り、封入、そして箱詰めの工程を、彼女は1,000回以上繰り返すことになる。
手元には、猫のイラストが描かれたトートバッグがあり、そのデザインはアプリで数え切れないほどのユーザーに愛されてきたキャラクターである。窓の外には変わらず街が煌めく中、彼女の手元でテープが剥がされ、貼られる音だけが響いていた。この作業は、AI企業における典型的に「非効率的」な行動とも言えたが、同時に、最高の価値があると信じた行動でもあった。
若いCEOである彼女にとって、この時間を売上やスケジュール調整に充てることもできたはずだ。しかし、Ann Yuは、この想いを手渡すための近道など無いことを知っていた。Meowsterの理念は「猫たちの寄り添いが本物であること」だ。ユーザーに本物であると感じてもらうためには、そのお返しも本物である必要があり、感謝の気持ちをただのカードで示すのではなく、一つ一つ手作業で行う必要があった。
予想を超えた熱量
「初夏の七日間の約束」は、当初は1回の開催だけで完結する計画だった。しかし、予想をはるかに上回る反響があった。連続ログインへの参加者の熱意は高まり、結果として10,600人以上が参加し、SNS上では3,700件を超えるシェアが行われた。この熱意を受けてチームは第2回の開催を急遽決定。さらに多くのユーザーにもチャンスを提供すると決めた。
そして、荷物が続々とユーザーのもとに届き始め、多くの開封の瞬間がSNSでシェアされ始めた。驚きと喜びで溢れた投稿を見た瞬間、チームにとってそれは何よりの喜びとなった。日々の小さな行動が、これほどの感動を呼ぶとは想像以上だった。
明らかになるCEOの想い
彼らが知らないこと、それは自分たちの手にしたトートバッグが、実はCEO自身の手で送られたものであるということ。この真実は、チームの他の誰かでもなく、1番忙しいCEOが自身の家のリビングで、腰をかがめて丁寧に梱包したものであったことを意味している。
Ann Yuが何故自ら梱包作業を行ったのか、それはMeowsterの理念が「タスクをこなす」ことではなく、「ひとつの関係と真剣に向き合う」ことだからである。ユーザーのアプリへのログインや猫との交流は、私たちが真剣に向き合うべきものであり、その姿勢が、単なる口先のものではないことを示したかった。自らの行動を通じて、企業理念が実現された瞬間であった。
この夏にMeowsterが伝えたかったことはシンプルだ。猫に会いに来てくれるユーザーに、我々も真剣に応えたい。彼女が手がけたトートバッグは、その象徴である。
Download Meowster
Meowsterのアプリは、日本のApp Storeで「Meowster」と検索してダウンロード可能です。
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