2025年6月2日、発達障害を持つ方々のためのトークイベントが開催されます。このイベントでは、就労移行支援事業所であるキズキビジネスカレッジ(KBC)が主催し、ADHD当事者でタスクデザインラボ代表の小鳥遊さんと、同じくADHD・ASD当事者である株式会社キズキの取締役・公認会計士の林田絵美さんが登壇します。イベントの肝は、彼らが自身の経験を元に、発達障害の特性に合った仕事術をどのように構築してきたのかを話すことです。
このトークイベントの目的は、発達障害を抱える方々が「どうして自分だけがこうなのか」といった悩みを抱えず、自分に合った働き方を見つけてもらうことです。仕事でのつまずきは、努力不足から来るものではなく、特性に合った環境を見つけることで解消できることががここで伝えられることでしょう。
登壇予定の小鳥遊さんは、『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』の著者であり、発達障害の特性をどう活かすかに焦点を当てた仕事術を提案しています。彼の経験談を通じて、参加者たちは「自分の特性に合った苦手との向き合い方」や、「どう向き合ってきたか」を知ることができる貴重な機会となります。
林田絵美さんは、KBCの立ち上げや発達障害を持つ方々の再就職支援に取り組み、その経験から生まれた書籍『自分にあった『働く』が見つかる発達障害の人のための自分攻略法』の中で、発達障害と仕事の相性を探る方法を提案しています。
このイベントは、発達障害を持たない方でも興味のある方や、発達障害の方と一緒に働いている方、その家族にとっても非常に有意義であるといえるでしょう。トーク内容は「仕事の苦手」との向き合い方や特性をどう活かすかにフォーカスし、参加者からのQ&Aも受け付けます。
イベントの詳細
- - 日時:2025年6月2日 12:00〜13:00
- - 開催方法:YouTube Live(事前申し込み制)
- - 参加費:無料
- - 申込方法:専用フォームより申し込みしていただく必要があります。このフォームに記入することで、自動返信メールが届き、当日の参加URLが送られます。
この機会に、発達障害の特性を理解し、共に働きやすい環境を考えるきっかけにしてみませんか?皆さまのご参加を心よりお待ちしております。