スタッフサービスが「テレワーク派遣」サービスを本格展開
スタッフサービスが、従来の派遣サービスに新たに加えた「テレワーク派遣」サービスをいよいよ本格的に展開します。この取り組みは、もともと2019年の「テレワーク・デイズ」にあわせて実験的に始まったもので、その後コロナ禍の影響もあって急速に広まりました。
当初は、国際的なスポーツイベントにおける通勤混雑を回避するために、30人規模でのテレワーク派遣でしたが、今や全国的に多くの派遣スタッフがテレワークを導入するようになりました。新型コロナウイルスの影響で、テレワークの重要性が再認識され、その必要性が高まっていきました。これを受け、利用者からの要望も多く、ついにこのサービスを本格展開する運びとなりました。
テレワーク派遣の新しい方向性
現在、テレワークを前提とした雇用形態へのシフトが進められています。これまで派遣スタッフはコロナ収束後に出社形態に戻る予定でしたが、今後は派遣先と派遣スタッフの合意があれば、10月以降もテレワーク勤務が継続できるように契約を随時変更していく方針です。これにより、派遣スタッフに提案できる働き方の幅が大きく広がることになります。
特に育児や介護など外的要因で働きにくい人々にとって、テレワークは大きな支援となります。これにより、物理的な距離や時間に縛られずに働ける機会が増え、社会復帰を果たすための手段が整備されるでしょう。スタッフサービスは、2025年までに事務職派遣領域で2万人規模のテレワーク派遣を展開することを目指しています。
テレワーク派遣のメリット
テレワーク派遣を導入することで、いくつかのメリットがあります。
- - 就業場所の選択肢が増える:派遣スタッフが自宅やサテライトオフィスなど、自分の都合に合った場所で勤務することが可能になります。
- - 人材確保の可能性が広がる:通勤時間が短縮されるため、利用可能な人材の選択肢が広がり、プライベートな事情で勤務が難しかった人でも働きやすくなります。
- - 柔軟な働き方が実現:自然災害やパンデミックのような不測の事態にも対応できる勤務形態が構築され、企業も労働力を確保しやすくなります。
会社概要と今後の展望
スタッフサービスの設立は1981年で、全国各地で事務職に特化した人材派遣を行っています。現在、全国の案件で派遣スタッフ数は46,338人にのぼり、今後も多くの人々に新しい働き方を提供するために活動を続けていきます。これからも関連するメディアやお客様と連携しながら、柔軟で多様な働き方の実現を目指してまいります。
詳細については、スタッフサービスの公式サイトやニュースリリースをご覧ください。