フェンディ、マドリードにエレガントなブティックを新オープン

フェンディ、マドリードにエレガントなブティックをオープン

イタリアを代表するラグジュアリーブランドであるフェンディが、ついにマドリードに初のブティックをオープンしました。この新たな店舗は、高級ショッピング街のサラマンカ地区に位置し、そのエレガントなデザインとスペイン文化を反映したアートで注目を集めています。

新ブティックの特徴

新しく誕生したブティックは、240平方メートルと広々としており、内部はフェンディの独自の世界観が色濃く表現されています。ウィメンズコレクションやメンズコレクションが揃うこの場所は、その設計からして開放的で、まるで訪れる人々を迎えるために作られたかのようです。

アートとの融合

特に注目されるのは、店舗の内装に地元のコンテンポラリーアートを取り入れている点です。アルズエタ・ギャラリーから選ばれた新進気鋭のデザイナーによる作品が散りばめられており、訪れる人は現代アートを楽しみながらショッピングを楽しむことができます。これによって、単なる商業的空間から、文化的な体験が生まれています。

店内のデザイン

店内に入ると、壮大な吹き抜け空間が広がっており、白とピンクのトラバーチン大理石を用いたひし形パターンが施されたフロアが目を引きます。さらに、ウィメンズバッグやアクセサリーのセクションは、リブ状のトラバーチン大理石で装飾され、独特の美しい印象を与えています。特に目を引くのは、メゾンのアーカイブからインスパイアを受けた幾何学模様と「ペカン」ストライプが描かれた装飾的なニッチです。

現代的なアートの展示

ローマの遺跡を彷彿とさせるリマイエロー大理石のロベルト・シローニ製の円形テーブルや、スタン・ヴァン・スティーンダムによる彫刻が配置され、現代的なアートが空間を鮮やかに彩っています。フェンディのシグネチャーでもあるファータブレットが随所に施されていることで、このブランドの職人技と製造技術が感じられます。

特別なスペース、VIPルーム

2階はウィメンズのレディ・トゥ・ウェアやファーを扱い、さらにVIPルームも備えています。このルームは「FF」ロゴパターンでカスタマイズされた立体的な壁装が特徴で、まるでリビングルームのように親しみやすさを感じさせます。白と黒のパタゴニア大理石の床と、厳選されたデザイン家具が調和し、特別な体験を提供しています。

結論

フェンディの新しいブティックは、マドリードの文化と芸術を取り入れた洗練された空間で、訪れる客にとって特別な体験を提供しています。デザインコンセプトもフェンディの建築部門によって開発され、ブランドのアイデンティティを強く印象付けています。是非、この新しくオープンしたブティックを訪れて、フェンディの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。