株式会社finalの新フラッグシップヘッドホン
国内オーディオメーカー株式会社finalは、音質において新たな境地を切り開くために、長年の経験と最新技術を融合した新フラッグシップヘッドホン「D8000 DC」と「D8000 DC Pro Edition」を発表しました。予約は2024年11月2日(土)から開始し、12月中旬の発売を予定しています。
新技術「AFDS」の採用
今回の新モデルが持つ最大の特徴は、final独自の振動板制動技術である「AFDS(エアフィルムダンピングシステム)」です。この技術によって、音質のさらなる向上が実現されました。具体的には、振動板の製造技術を見直し、開口率は約70%も拡張され、サウンドステージが広がり、一音一音がクリアに聴こえる設計になっています。これにより、ユーザーはより立体感のある音楽体験を楽しむことができるでしょう。
デザインと素材
新しいD8000 DC及びD8000 DC Pro Editionは、アルミマグネシウム合金を用いた切削筐体を採用しており、耐久性と高級感を兼ね備えています。また、イヤーパッドには特殊和紙を採用し、音響空間の容積を大幅に向上。装着時の快適性を重視しながら、高い耐久性を保持している点も見逃せません。特に、イヤーパッドは従来のものと比べて1.5倍の厚さがあり、異次元の音質と快適なフィット感を提供します。
音質の特性
D8000 DCは、開放感のある低域と繊細な高域を両立させた洗練されたサウンドに加え、精細な音の再生能力を兼ね備えています。サウンドステージは広大で、まるで演奏者の近くにいるかのような臨場感を感じることができます。一方で、D8000 DC Pro Editionは、従来の音質をそのままに、音量が上がると共に低域が強調されるように調整されており、録音のプロからの要望に応えています。
ケーブルと付属品
両モデルには新開発のケーブルが同梱されており、D8000 DCには「OFCブラックケーブル」(4.4mm/1.5m・XLR/3m)の2種類、D8000 DC Pro Editionには「シルバーコートケーブル」(4.4mm/1.5m・XLR/3m)の2種類が用意されています。また、持ち運びに便利なプロテクトケースが付属しており、キーによる施錠機能も備わっています。
まとめ
7年以上の歳月をかけて進化したD8000 DCとD8000 DC Pro Editionは、原点に立ち返りながらも、これまでの知見や技術を駆使して全てを刷新したフラッグシップヘッドホンです。新しい音質体験を提供するこれらの製品を、ぜひお試しいただきたいです。
詳しくは公式サイトでご確認ください。