高密度PXIモジュールの革新
2019-10-31 15:34:58

ピカリングインターフェースが新たに発表した高密度PXIマトリクスモジュールの革新性

ピカリングインターフェースが新たに発表した40-558 PXIマトリクスモジュールは、最新の技術を駆使した革新的な製品です。このモジュールは、最大6,144のクロスポイントを提供し、さまざまなサイズのマトリクスに対応できる柔軟性を備えています。特に64x16から1,008x6の範囲で、2、4、8スロットのバージョンが用意されており、多様なニーズに応えられます。

この新型モジュールは、ピカリングエレクトロニクス製の高品質なルテニウム・スパッタ・リードリレーと組み合わせることで、その性能を最大限に引き出します。超長寿命かつ低レベルのスイッチングを可能にするこのリレーは、安定した接触抵抗を維持し、高い信頼性を実現しています。さらに、自動絶縁リレー・スイッチング機能により、信号の帯域幅とモジュールの信頼性を最適化します。

40-558モジュールには、スペアのリレーが含まれており、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、メンテナンスも容易です。BRIC内部の高性能スクリーン済みアナログ・バックプレーン設計により、ケーブル・アセンブリの複雑さとコストが軽減され、ユーザーはスムーズに運用を進められます。ピカリングは、広範な標準ケーブルを提供しており、必要に応じてカスタム・ケーブルの製作も可能です。アナログ・バスのオプションも充実しており、6極から16極まで、さらにはデュアル・アナログ・バスも選択できます。

この製品の開発に携わったピカリングインターフェースのCEO、キース・ムーア氏は、「これは業界最高密度のリードリレーPXIソリューションです。私たちのマトリクスは3年間の保証を提供することに自信を持っています。この製品は、エンジニアが高信頼性アプリケーションで求める要件を満たすための最適な選択肢となるでしょう」とコメントしています。

モジュールは、1コマンドで複数のリレーを操作することが可能で、VISAドライバを介して高速モードでの運用もサポートしています。更に、IVIドライバにより使いやすさを提供し、エンジニアリングプロセスが一層効率的になります。

また、ピカリングはリレー内で故障を迅速に検出できる自己診断機能(BIRST)も搭載しており、eBIRSTスイッチング・システム・ツール等の幅広いアクセサリーでさらなるサポートを提供しています。加えて、ピカリングのシグナル・ルーティング・ソフトウェアであるSwitch Path Managerを活用することで、BRICマトリクス・モジュールのプログラミングが簡単に行えます。

この40-558 PXIマトリクス・モジュールは、特に自動車や航空宇宙向けのECU、さらに半導体パッケージの試験など、さまざまな業界での応用が期待されます。デュアル・アナログ・バスのオプションにより、並行試験のための完全に分離されたマトリクス機能も実現しています。

さらなる詳細や製品情報は、公式ウェブサイトwww.pickeringtest.comを訪れてみてください。ピカリングインターフェースは、業界内での高い信頼性と価値で知られ、米国、英国を始めとする世界各国で活動を展開しています。

会社情報

会社名
ピカリング インターフェース
住所
Stephenson Road, Clacton-on-Sea, CO15 4NL, United Kingdom
電話番号

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