新しい観光の形「manekiNEO(マネキネオ)」
新型コロナウイルスの影響で観光地や飲食店が厳しい状況に置かれる中、地域活性化の新たな試みとして「manekiNEO」プロジェクトが登場しました。このプロジェクトは、映像、音楽、そしてAR(拡張現実)を融合させ、訪れる人々にデジタルを介した新しい体験を提供しています。
「manekiNEO」は、株式会社Magrant、株式会社ピラミッドフィルムクアドラ、株式会社otocoという三つの企業が共同で手がけたプロジェクト。各社の専門分野を生かし、特にAR技術が持つポテンシャルを活かして、実在の場所の魅力を再発見するためのコンテンツを制作しました。
実際の体験
プロジェクトの第一弾は、中目黒を中心に展開されており、現地を訪れることでARコンテンツにアクセスできます。アプリをダウンロードし、特定のスポットに向かうことで、その場所にちなんだCG映像と音楽を楽しむことができるのです。デジタル技術によって、生の体験に新たな価値を付加しています。
アプリの使い方はとてもシンプルで、次の手順で進めます。まず、アプリ内からARを見ることができるスポットを探し、その場所に向かいます。次に、指示に従ってスマホをスポットに向けると、ARムービーが表示されます。この後、ムービーに関連する情報も表示され、訪れた場所について深く知ることができます。
プロジェクトの背景と意義
「manekiNEO」という名前には、日本の伝統的な招き猫のシンボルをデジタル技術で新しい形に進化させるという意味が込められています。このプロジェクトは、コロナ禍で苦境に立たされている地域に新たな価値を創出する手助けを目指しています。
ロゴマークにもプロジェクトのテーマが反映されています。ピンのアイコンと招き猫のアイコンが組み合わさり、観光地や店舗の魅力をデジタルで発信する意義が表されています。
今後の展開
「manekiNEO」は、今後さらに多様なコンテンツを展開する予定です。観光地だけでなく、未開発の空き地でも特別な価値を持つ場所としてAR体験を提供したり、街全体にARの宝探しができる仕組みを検討しています。また、ARだけでなく、VR(仮想現実)やMR(複合現実)など、より多彩なデジタル技術の導入も視野に入れています。
プロジェクトは、地域の魅力を再発見し、訪れる人々に新しい体験を提供することで、デジタルとリアルが融合した新しい観光の形を追求しています。興味がある方は、ぜひマネキネオの公式サイトやアプリを訪れてみてください。
お問い合わせ
このプロジェクトでは、新しい価値を創造したい企業やクリエイターとのコラボレーションを募集中です。具体的なアイデアや参加希望がある方は、以下のメールアドレスにご連絡ください。
[email protected]
地域活性化に貢献する「manekiNEO」の可能性を一緒に広げていきましょう。