メンズコスメ「RETØUCH」、3000万円の資金調達を成功させてさらなる成長へ

メンズコスメブランド「RETØUCH」、新たな資金調達で未来を拓く

メンズコスメ市場の中で新たな波を巻き起こす「RETØUCH」を展開している株式会社CiiKが、第三者割当増資によるシードラウンドで3,000万円の資金を調達しました。この調達は、代表取締役の宮永えいとの発信力とブランドの可能性を後押しするもので、今後の事業の拡大が期待されます。

RETØUCHの誕生と目指すもの

「RETØUCH」は、2021年1月にスタートしたメンズコスメブランドで、すでに男性向けのBBクリームとリップクリームをリリースしています。このブランドの根底には「大人男子の身だしなみをアップデートする」というテーマがあり、男性の肌の悩みを解消するための「身だしなみメイク」を提案しています。特に、疲れた顔や青ひげなどのコンプレックスにアプローチする製品ラインは、多くの男性の支持を受けてきました。

さらに、同年6月にはヘアスタイリングシリーズ「RETØUCH nu」が始動し、メンズ用の自然な仕上がりを実現するヘアバームを市場に投入しました。

投資家からの期待と今後の展望

今回の資金調達には、W venturesやAAファンドからの投資が含まれ、それぞれが宮永さんのブランド力や業界における存在感を高く評価しています。特に、美容業界に長年携わってきた宮永さんの専門性と発信力が、この投資の決め手となっています。

投資家の東氏は、個人のプロモーションには限界があるものの、彼の強みを生かしてブランドを拡大することへの期待を寄せています。AAファンドの赤坂氏も、メンズビューティー領域における適任者として宮永さんを支持する姿勢を示しています。

メンズコスメの認知拡大に向けた取り組み

「RETØUCH」は、今後もコスメやヘアスタイリング剤の開発を続け、男性の「身だしなみ」向上をサポートするプロダクトを発表していく方針です。また、SNSなどを通じて積極的に情報を発信し、メンズコスメの認知度を高めていくことを目指しています。

まだ世の中に十分浸透していない男性の身だしなみ文化を構築するため、同社は新たな製品とマーケティング戦略で市場の拡大を図ります。これにより、メンズコスメ業界全体に新しい風を吹き込むことが期待されています。