深刻なエンジニア不足を解消する新たなネットワーク運用の仕組みとは
近年、企業のネットワーク運用は急速に複雑化しています。リモートワークやモバイルデバイスの普及、そしてクラウドの活用が進む中、多拠点・多層化が促進されたことで、運用状況は以前よりも難解なものとなっています。これに伴い、企業は可用性の確保やセキュリティ対策を徹底しつつ、全体を効率的に管理する方法を見出さなければなりません。
ネットワーク運用の課題
近年特に顕著な問題として、IT人材の不足があります。これにより、特定の担当者に運用が依存する「属人化」が深刻化しています。ついには、特定の担当者しかしらない重要な業務が増え、一般的な運用業務が該当の担当者に集中しています。この状況が続くと、万が一その担当者が離職した場合、日常運用に悪影響を及ぼすリスクが高まります。このような業務の集中が引き金となり、重大なシステム障害が発生する可能性も否めません。
解決方法の提示
この課題に対して、アラクサラネットワークスが提供する「AX-Network-Manager」や「AX-Network-Visualization」などの運用自動化・可視化技術を活用し、ネットワーク運用の属人化を“仕組み化”する方法が注目されています。「AX-Network-Manager」は、ネットワーク機器の設定や監視、障害対応を一元的に管理できるツールです。このツールを使うことで、日々の運用負荷を軽減し、安定した運営を実現します。
さらに、「AX-Network-Visualization」を組み合わせることで、複雑化したネットワーク構成を意図的に“見える化”し、過去のネットワーク設計やリプレイス対象機器の特定を容易に行うことができます。これにより、属人化の解消と迅速なトラブルシューティングを可能にします。
最新製品のご紹介
また、2025年6月11日から13日に開催される「Interop Tokyo 2025」では、アラクサラとフォーティネットが共同開発した新製品「FortiSwitch-AXシリーズ」が初公開されます。この製品は、大規模エンタープライズ向けに設計されたイーサネットスイッチであり、高い信頼性と性能を誇ります。これにより、社会インフラやミッションクリティカルなシステムにおいても幅広い導入実績を有するアラクサラの技術が活用されます。
参加者のメリット
このウェビナーは、特に以下のような方々におすすめです:
- - 拠点の増加やクラウド化により、ネットワーク運用が複雑に感じている方。
- - 特定の担当者への依存に不安を感じている企業の管理者。
- - ネットワークの機器リプレイスや構成変更が不透明であると感じる方。
- - 自社に最適な「セキュアで持続可能なネットワーク運用」を模索している方。
- - Interop Tokyo 2025で発表される「FortiSwitch-AXシリーズ」に興味がある方。
主催について
このウェビナーはアラクサラネットワークス株式会社が主催し、株式会社オープンソース活用研究所およびマジセミ株式会社の協力を得て開催されます。マジセミは、今後も参加者にとって役立つウェビナーを定期的に開催していく予定です。
詳細情報や参加申し込みについては、公式サイトをご確認ください。
マジセミ公式サイト