本田圭佑氏が企業向けレジリエンス研修のアンバサダーに就任
株式会社FCEは、本田圭佑氏をレジリエンス研修「レッスル®」のアンバサダーに迎えたことを発表しました。この研修は、心の回復力、すなわちレジリエンスを高めることを目的としています。
メンタル不調の現状
最近の研究によると、20代の若手社員において、過去3年間でのメンタル不調率は男性が18.5%、女性が23.3%に達しており、その実に35.9%が退職に至っています。この傾向は、メンタルヘルスが企業において深刻な経営課題であることを示しています。特に、メンタル不調による「プレゼンティーズム」と呼ばれる、出勤しているものの本来のパフォーマンスを発揮できない状態がもたらす経済的損失は年に約7.6兆円と試算されています。
このような背景には、若手社員が失敗を過剰に恐れ、再挑戦を躊躇う傾向が影響しています。ハラスメント対策や働き方改革が進む一方で、小さな失敗が大きな痛手と感じられ、「失敗したくない」「怒られたくない」という守りの姿勢が強まっています。これに対しFCEは、単に折れない心を培うのではなく、「しなやかに立ち直る力」であるレジリエンスの育成が重要と考えています。
本田圭佑氏のアンバサダー就任の意義
本田氏は、海外リーグでのプレーや代表選手としての貴重な経験を経て、数々の挑戦を乗り越えてきました。彼自身が提示する「前進する姿勢」は、多くの人々にとっての手本となっています。また、途上国での教育支援や若手育成にも尽力しており、その取り組みが「レッスル®」の理念にも合致しています。今回の就任により、若手社員が「失敗を恐れず挑戦する文化」を形成するきっかけとなることが期待されています。
企業向けレジリエンス研修「レッスル®」とは
「レッスル®」は、レジリエンス(回復力)とマッスル(筋肉)を掛け合わせた造語であり、心の筋肉を育てることを象徴しています。現在、若手社員のメンタル状態は組織の根本的な課題となりつつあり、特にメンタル不調による離職が増加しています。
この研修は、『レジリエンスの鍛え方』の著者である久世浩司氏の監修のもとに開発されており、実践的なトレーニングを4時間にまとめています。自己対話のスキルや、ネガティブ感情への対処法を学ぶ機会を提供し、受講者による「思い込み犬」タイプ診断を通じて自己理解も深めます。実際、研修の満足度は8.7/10、推奨度は95.5%という高評価です。
プログラムの特長
- - 4時間で実践できるトレーニング
- - ネガティブ感情への対処法学習
- - 自己理解を促進する診断
おすすめの企業
この研修は、若手社員のメンタルヘルスに関して課題を抱える企業に特におすすめです。休職者や離職者の増加や、「なんとなく不調」という状態でパフォーマンスを発揮できていない社員が多く見られる場合に、未然にリスクを軽減できます。料金は1名あたり30,000円で、オンラインまたは対面で実施可能です。
株式会社FCEについて
株式会社FCEは、2017年に設立され、DX推進や教育研修事業を展開しています。代表取締役社長の石川淳悦氏のもと、「チャレンジあふれる未来をつくる」というビジョンを掲げています。今後も企業の人材育成やメンタルヘルスの向上に向けた取り組みを続けていく予定です。
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