新たなドローン技術が業界を変える
2025年7月23日から25日の期間、東京ビッグサイトで開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025」。この展示会は、製造業や建設業の生産性向上や持続可能な社会インフラ整備を目的に、多くの企業が新技術や製品を発表する場です。中でも注目を集めるのが、東洋製罐株式会社が出展するドローン用遠隔型スプレー缶噴射装置「SABOT-3」です。
ドローンで進化する作業の可能性
「SABOT-3」は、ドローンに搭載することで空中からスプレー缶の噴射を行うことができ、これにより点検や施工が難しい場所での作業をサポートします。従来のドローンの利用法から一歩進んで、実際の作業補助や応急処置が可能になるという画期的な製品です。
具体的には、シリコーン塗料を使用した屋根の雨漏り補修や、防錆剤を用いたメンテナンス作業、さらには鳥害対策として忌避剤の噴射も行えるなど、その用途は多岐にわたります。スプレー缶を簡単に交換するだけで、異なる目的に対応できる柔軟性は大いに期待されます。
展示内容と体験コーナー
出展ブースでは、最新の産業用ドローンに対応した「SABOT-3」の実物展示が行われるとともに、水を使用した噴射のデモ体験も用意されています。これにより来場者は実際にこの装置がどのように機能するのかを目の当たりにすることができます。
また、シリコーン塗料や防錆剤といったサンプル品も展示され、実物に触れることでその技術の進化を実感できる貴重な機会となるでしょう。加えて、開発中の多目的伸縮装置「NYOI(にょい)」も参考展示される予定です。この新設計のアタッチメントは、近接噴射や刷毛による直接塗装を可能にし、多様なニーズに応えます。
展示会の概要
展示会の詳細は以下の通りです。
- - 会期: 2025年7月23日(水)~25日(金)
- - 時間: 10:00~17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト 東4~7ホール
- - 入場方法: 完全事前登録制 こちらから登録
- - 出展ブース番号: 東6ホール 6-T12
これらの情報についての詳細は特設サイトや公式ホームページでも確認できます。
東洋製罐の使命とビジョン
東洋製罐株式会社は、創業以来「包む」ことに特化し、多種多様な包装容器を提供してきました。社会的イニシアティブとして、日常生活を支える包装容器を通じて人々の幸福に貢献することを企業の使命に掲げています。今後も高付加価値な製品を開発し、社会の発展に寄与するための挑戦を続けていくでしょう。
これらの取り組みを背景に、「SABOT-3」を通じて新たな時代のドローン利用を提案する東洋製罐に、ぜひ足を運び、未来の可能性を体感してみてください。