2012年アンドロイダー公認アプリ年間ランキング発表！システム管理アプリが1位に輝く！

2012年、Androidアプリ情報サイト『アンドロイダー』が発表した年間ランキングでは、システム管理アプリ「スマホ最適化ボックス」が堂々の1位を獲得しました。2位には「Stylish電話帳」、3位には「Town Maker タウンメーカー」と続き、電話帳アプリやゲームアプリの人気も高いことが分かります。

上位10位は以下の通りです。

1位：スマホ最適化ボックス (システム管理)
2位：Stylish電話帳 (電話帳)
3位：Town Maker タウンメーカー (ゲーム)
4位：シンプルタスクキラー (タスク管理)
5位：ジョルテ (スケジュール)
6位：脱出ゲーム DOOORS (ゲーム)
7位：AndPhoneBook 【無料版】 (電話帳)
8位：ウイルスバスターモバイル for Android (セキュリティ)
9位：SuperMobile Utilities (期間制限版) (バッテリー管理)
10位：ゼロパケットブラウザ (ネットワーク)

このランキングは、アンドロイダー独自のセキュリティチェックをクリアした「公認アプリ」の中から選ばれたものです。アンドロイダーは、不正アプリの蔓延を防ぐため、開発者の身元確認を行うなど、独自のセキュリティ対策を強化しています。そのため、個人情報管理アプリが上位にランクインしたことは、ユーザーのセキュリティ意識の高まりを示していると言えるでしょう。特に8位にランクインした「ウイルスバスターモバイル for Android」は、スマートフォンにおけるセキュリティ対策の重要性を改めて認識させる結果となりました。

2012年Android市場の現状と課題

2012年は、携帯電話市場においてスマートフォンが完全に主役の座を奪取した年でした。しかし、ユーザーのニーズは完全に満たされているわけではありません。ランキング上位を占めたバッテリー管理、タスク管理、システム管理アプリは、バッテリーの持ちやスマホの動作速度に対する不満、改善要望の高さを示しています。電話帳やスケジュールアプリの人気は、既存の機能や使い勝手の不足を浮き彫りにしています。

一方、ゲームアプリの人気も目覚ましいものがありました。シンプルなルールやデザインで、スキマ時間で気軽に楽しめるカジュアルゲームが多くランクインしました。これは、個人や少人数の開発者でも参入しやすい市場であること、ユーザーが手軽に楽しめるゲームを求めていることを示しています。

アンドロイダー編集長である百名覚氏は、このランキングを分析し、スマートフォンの生活への浸透度合いを深めるためには、ハードウェアとソフトウェアの両面での更なる改善が必要だと指摘しています。

アンドロイダーの不正アプリ防止への取り組み

アンドロイダーは、2012年10月1日より、不正アプリ対策として業界初の取り組みを開始しました。公認デベロッパー制度と公認アプリ制度を導入し、独自のセキュリティチェックを実施することで、安全で信頼性の高いアプリのみをユーザーに提供しています。

公認デベロッパーは、身元確認された開発者のみで構成され、公認アプリは、ウイルスチェックやパーミッションチェックなど、複数の厳しい審査をパスしたアプリです。アンドロイダーは、ユーザーが安心してアプリを利用できる環境を作るため、今後もセキュリティ対策の強化に努めていくとしています。