見附市のROUVERが新たなふるさと納税を開始し魅力を発信

見附市のROUVERが新たなふるさと納税を開始

2025年12月、新潟県見附市に拠点を置くニットブランドのROUVERが、店舗型ふるさと納税「ふるさとズ」を利用して寄附の受付を開始しました。この新たな取り組みは、見附市の特産品や魅力を地域外の方へ伝える絶好のチャンスとなります。

ROUVERの魅力

ROUVERは、1832年に創業し、100％メイドインジャパンのファクトリーニットブランドです。その生産は自社一貫体制を敷いており、仲介業者を排除することで、高品質なニットアイテムを適正価格で提供しています。男女向けのトップス、ボトムス、帽子、アウトドア用品など、全てのアイテムは見附市の豊かな自然と文化に根ざした品質を誇ります。

高品質なニットアイテム

このブランドの強みは、確かな技術と昔ながらの製法にあります。地方の職人たちが手がけるアイテムは、どれも風合いよく、耐久性に優れています。こうした魅力を最大限に活かすために、ROUVERでは最新のデザインと技術を取り入れ、常に新しい商品の開発に努めているのです。

「ふるさとズ」とは？

「ふるさとズ」は、地域の店舗への寄附を支援する新しい形態のふるさと納税です。ROUVER以外にも、見附市ではニットブランドの「trentasettanta」とジュエリーブランドの「Atelier CraM」も参加しており、他にも多くの地元店舗が登録されています。寄附者が店舗のファンとなり、地域がその店舗を応援する形で、地域活性化が図れます。

地域へ還元するシステム

このシステムは単なる寄附ではなく、寄附者、店舗、地域の三方にメリットをもたらします。ユーザーが地域に赴き、地元の産品を直に体験することで、より深い理解と愛着が生まれます。こうした取り組みによって、見附市は全国47自治体、260を超える施設と連携し、地域の魅力を発信しています。

2023年には「ふるさとズ」のビジネスモデル特許が取得され、これによりより多くの地域がこの仕組みを活用していくことが期待されています。企業や行政、地域の連携を強化し、共に成長していくことが目指されているのです。

見附市の自然と文化

見附市は新潟県の中心部に位置し、澄んだ刈谷田川と広がる田園風景が魅力の町です。92年前に始まった見附ニットの歴史は、時を経て全国的な名産地として知られるまでに成長しました。毎年行われる「ニットまつり」はその象徴であり、地域の活気を感じさせるイベントです。

地元のニットメーカーが立ち上げたブランド「MITSUKE KNIT」は、見附の名を全国に広める存在として愛されています。そんな見附市の工芸品を支えることで、地域経済に貢献できるのも「ふるさとズ」の醍醐味です。