TISと京都卓球クラブが資金調達
2025-03-18 13:24:15

TISと京都卓球クラブ、デジタル債を発行し新たな資金調達へ

TISと京都卓球クラブが新たな資金調達を実施



TISインテックグループのTIS株式会社と京都卓球クラブは、注目の動きを見せています。2025年3月に、同社が提供するプラットフォーム「STLINK」を利用して、デジタル社債「カグヤスマイルトークン」を私募で発行したのです。この取り組みはTリーグの中でも初めての試みであり、資金は京都卓球クラブの卓球スクール事業の強化に使われる予定です。

Tリーグ初の試み



今回のデジタル社債発行は、国内のTリーグにおいてセキュリティトークンを利用した資金調達の初の事例となります。近年、金融セクターや不動産業界では、トークン化を通じて資金調達を行うSTO(Security Token Offering)が増えてきましたが、京都卓球クラブはその理念をスポーツ界に持ち込みました。

卓球を通じた地域貢献



京都卓球クラブは、「卓球を通じた地域のスポーツ文化を育成する」ことを目指しています。これに向けて、安定したチーム運営と持続可能な成長を実現するための資金源を探っていました。従来のスポンサーシップや寄付には限界があり、長期的な資金計画が困難でしたが、今回のSTOを通じて新たな投資者を募り、ビジョンを具体化する機会を得ました。

STOの導入背景



京都卓球クラブは、地域密着型の卓球スクールを運営しています。デジタル社債を通じて得た資金は、選手兼コーチによる指導プログラムの拡大やスクール枠の増設、地域コミュニティに対する卓球イベントの開催などに使われ、より多くの人々に卓球の魅力を伝えることが目指されています。これにより、卓球が人々の生活に自信や楽しさをもたらすことが期待されます。

未来に向けた展望



今後、TISと京都卓球クラブは、選手育成や練習拠点の新設など、更なる地域活性化プロジェクトを模索する意向です。「STLINK」プラットフォームを利用して、応援したいことへの投資者との関係を深め、地域のスポーツを支える柔軟な仕組みを構築していく予定です。また、インパクトを測定し、定期的に投資家へ成果を報告するなど、人々の理解を得ることも重視しています。

まとめ



TISと京都卓球クラブは、デジタル社債の発行を通じて、スポーツ界における新しい資金調達モデルを提供することに成功しました。これにより、地元の卓球文化の促進や次世代の育成に寄与することを期待されており、今後も注目が集まることでしょう。これまでにない資金調達の手法は、スポーツの未来に明るい光をもたらすかもしれません。


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会社情報

会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

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