大阪文化服装学院、韓国で国際ファッションイベントに参加し新たな挑戦へ

大阪文化服装学院、国際ファッション舞台へ

大阪文化服装学院（OIF）は、来る2025年11月に韓国ソウルで開催される「2025 PTU Fashion Week」に国際連携校として招待されます。このイベントは、韓国・ピョンテク大学が主催するもので、学生によるファッションショーや「GLOBAL FASHION SEMINAR」に参加することにより、OIFの教育方法と学生の成果を海外に発信する機会となります。

「PTU Fashion Week」とは？

「2025 PTU Fashion Week」は、ピョンテク大学が中心となり、毎年開催されるファッションイベントです。目的は、学生の学びを披露し、さまざまな分野の専門家と知識を共有することです。期間中、ファッションショーや講演会が行われ、多くの教育関係者やファッション界のパートナーが参加します。

イベント概要

- 名称: 2025 PTU Fashion Week
- 日程: 2025年11月12日（水）～14日（金）
- 会場: DDP Fashion Mall、HISEOUL SHOWROOM、DDP SHOWROOM（韓国・ソウル）
- 内容: ファッションショー、POP UPショップ、講演会

GLOBAL FASHION SEMINARへの参加

会期中、OIFからは理事長豊田晃敏が登壇し、OIFの教育方法や人材育成について紹介しました。また、来春から新校名に変更される「ヴォートレイルファッションアカデミー」に関する背景も説明しました。講演会では、日韓のファッション教育や産業についての最新動向が示され、国際的な視点からの人材育成についても語られました。
他の登壇者には、K-Fashionにおける素材調達に関する専門家やファッションとテクノロジーの融合に関する教授もいました。

参加した学生の実績

OIFの学生は、ファッションショーで作品を発表し、実力を磨くだけでなく、ファッション業界の専門家たちと交流を深めました。入場者からの反響も大きく、学生たちにとって貴重な経験となったようです。特に、オープニングアクトとして参加した3年生のデザイン作品は、多くの注目を集めました。

POP UPショップの展開

さらに、学生たちはHISEOUL SHOWROOMでのPOP UPショップで自身のブランドを展開しました。このショップには、プロのデザイナーも参加し、実際のビジネス現場を体験する機会となりました。OIFのブランドマネージメント学科からは、それぞれの学生が自身のブランドを立ち上げ、実際に販売を行いました。加えて、HEP FIVEで展開されたオリジナルショップ「Nue」の再販も行い、盛況を博しました。

OIFの国際的な取り組み

OIFでは、国際的な視点を持つ人材育成を重視し、海外での実践的な学びを推奨しています。2013年に署名したMOUを通じてピョンテク大学との連携を深め、このような国際イベントへの参加を実現しました。OIFとしても、海外に目を向けた教育内容の充実を図っており、これからの人材育成に期待が寄せられています。

新校名「ヴォートレイルファッションアカデミー」へ

OIFは2026年に新校名「ヴォートレイルファッションアカデミー」に変更予定です。この名前は「Vogue（流行）」と「Trailblazer（先駆者）」から成り立っており、最新のトレンドを生み出す若きリーダーを育てるという強い意志が込められています。これを機に、新しいスタートを切り、さらなる国際的な交流の加速を目指すとのことです。