油付きボトルリサイクル
2026-02-13 11:58:20

日清オイリオとキユーピーが推進する油付きPETボトルのリサイクル技術の新展開

日清オイリオとキユーピーが協働でリサイクル技術を実証



2024年5月から、日清オイリオグループ株式会社(東京都中央区)とキユーピー株式会社(東京都渋谷区)は、油付きPETボトルのリサイクルに関する技術検証を行っています。この取り組みは、資源循環社会の実現に向けた重要なステップとされています。

リサイクルの背景と重要性



近年、環境問題への関心が高まる中、ペットボトルのリサイクルは特に注目されています。飲料や調味料などに使用されるPETボトルは、使用後に適切に回収され、リサイクルの対象となっています。指定された内容物が充填されたPETボトルは、そのまま再生材料として利用されやすいですが、油付きPETボトルに関しては、従来の再生過程で問題が生じていました。

特に食用油やドレッシングなどの容器は、油が付着しているためにリサイクル工程で適切に清掃されず、再生材料の品質に影響を及ぼす可能性があります。このため、一般的には燃焼処理されることが多く、リサイクルの観点からは大きな課題とされていました。

技術検証の概要



日清オイリオとキユーピーは、さまざまな技術的検証を通じて、油付きPETボトルのリサイクルが実際に可能であることを証明しました。使用したサンプルは、両社の工場で排出された油付きPETボトルです。これらは、特定のリサイクラーで破砕および洗浄が行われ、その後フレーク状に処理されました。このフレークから製造されたレジンを用いて、再生PETボトルの試作を行い、その品質を評価しました。

評価の結果、油付きPETボトル由来の再生材料は、他の指定PETボトル由来の再生材料と同じレベルの品質があり、生産されたボトルも寸法や強度に問題はなく、におい移りや色変化の懸念も解消されたことが確認されました。これにより、今後のリサイクル技術の基盤が形成されたといえます。

今後の展望



この取り組みが成功したことで、今後はその他のリサイクラーや食品メーカー、自治体との広範な連携を図り、油付きPETボトルのリサイクル技術を広めていく方針です。また、行政や関連業界の理解を得て、社会全体における資源循環の実装を目指しています。持続可能な社会に向けた大きな一歩として、関係者の期待も高まっています。

結論



日清オイリオとキユーピーの取り組みは、食品業界の環境負荷を軽減するだけでなく、リサイクル可能な資源の有効利用によるサステナビリティの向上へつながる重要な試みです。この技術が広く実用化されることで、家庭で利用されるPETボトルごみのほとんどが再生可能な資源となる未来が期待されています。今後の進展にも注目です。


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会社情報

会社名
日清オイリオグループ株式会社
住所
東京都中央区新川一丁目23番1号
電話番号
03-3206-5005

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