新たなる就労支援拠点「Study Hub」の開設
東京都内の浅草橋駅前に、就労継続支援B型の新拠点「Study Hub」が2月1日にオープンしました。この「Study Hub」は、ロハスグループ 日本介護事業株式会社が運営し、IT・WEB関連の業務に特化した支援を提供しています。これにより、利用者が自分の能力を生かし、安定した生活を送るためのトータルサポートが実現されます。
Study Hubの目指すもの
「Study Hub」は、"夢ある人へ 'きっかけ' を"というメッセージを大切にし、障害を持つ方々が自分の努力に自信を持てるように支援しています。その一環として、少なくとも2025年度末までに関東圏内で5カ所の拠点開設を目指しています。
拠点拡大の理由
現在、全国的に見ても就労支援事業所は軽作業が多く、PCやWEB業務に特化した支援を行う事業所は少数派です。そこで、Study Hubは新しい就労支援の形として、利用者にPCを使った事務仕事、デザイン業務、プログラミング業務などの経験を提供し、より多くの方々の社会参加を促進しています。
就労支援業界の課題
障害者の方々が就職活動をする際に多くの場合利用するのが就労移行支援事業所です。ここでは、就職に向けた準備やサポートが行われますが、就労をするための雇用契約を結ぶことが難しいため、活動が制約されがちです。また、利用期間が2年に限られているため、特に精神的な負担が大きく、就職活動に取り組むことが難しいケースも見受けられます。
「Study Hub」の役割
Study Hubは、就労継続支援B型の枠組みを最大限活用しています。ここでは、障害のある方々が企業からの依頼を受けた業務を遂行し、毎月工賃を受け取る仕組みを整えています。何よりも、就労移行支援と異なり、利用に期限がないため、自分のペースで就職活動を進めることができるのです。
就職者の実績
2024年5月1日の開設以来、Study Hubでは既に4名の就職者を輩出しています。これは、就労継続支援B型の事業所としては珍しい成果です。特に、就職支援に特化したスタッフが在籍しており、ロハスグループ本部との連携を通じて、質の高いサポートを提供しています。
まとめ
「Study Hub」は、利用者に対してシームレスな就職支援を実現しており、学びたい気持ちや働きたい意欲をサポートします。興味がある方は、公式ウェブサイトを訪れて、さらなる情報を得てください。
Study Hub 公式サイト |
施設詳細
これからも、地域に根ざした貢献を通じて、障害者の社会参加を積極的に促進していく予定です。