KBR・小林労務の新たな挑戦
東京都千代田区に本社を置くKBR・小林労務は、2025年6月から業務効率を高める「AI+(エーアイプラス)プロジェクト」を正式に始めることを発表しました。このプロジェクトは、生成AI技術を駆使して社内業務の効率化およびイノベーションを促進することを目指しています。従来の定型業務の自動化に留まらず、企画やマーケティング、開発といった創造的な分野においてもAIを活用し、社員のクリエイティブな能力を最大限に引き出すことを期待しています。
プロジェクト開始の背景
近年、KBR・小林労務は事業の拡大や顧客要望の多様化により、業務量や業務の複雑さが増しています。その中で、定型業務に多くの時間が消耗され、価値の高い業務に十分なリソースを割くことができない現状があります。また、業務が属人化し引き継ぎが難しくなるという課題も見えてきました。これらの問題を乗り越えるためには、業務プロセスの根本的な見直しと見込み合理化が急務であると考え、「AI+プロジェクト」を立ち上げました。
AI+プロジェクトの主な取り組み
1. 定型業務のAI化
プロジェクトの第一歩として、手順が明確で繰り返し実施する業務をAIによって自動化し、業務時間を削減するとともに人的ミスの発生を防ぎます。これにより、社員はより高度な業務に集中できる環境を整えます。
2. 各種システムの導入と業務効率化
契約書管理のデジタル化やデータベース化を進めるため、ハイパーオートメーションを活用します。これにより、業務プロセスをさらに高度化し、効率的な業務執行を目指します。
3. ドキュメント生成の自動化
契約書や通知文、提案資料といったドキュメント作成にAIを導入し、作成のスピードと正確性の向上を目指します。これにより、従業員の負担を軽減し、業務効率を飛躍的に向上させることを狙います。
今後の展望
KBR・小林労務は、今後もAI技術を活用した業務改善を推進し、従業員がより創造的な業務に集中できる職場環境の実現を目指していきます。このプロジェクトを通じて、業務の効率化や付加価値の向上が期待されており、業界内でも注目される取り組みとなるでしょう。
KBR・小林労務について
株式会社小林労務は、30年以上にわたり人事労務分野の専門家として、多くの企業に対して社会保険手続きや給与計算のアウトソーシングサービスを提供しています。独自開発の電子申請ソフト「e-asy電子申請.com®」を通じて、業務の効率化および品質向上を図っています。今後も企業の人事労務への最適なソリューションを提供し、社会のインフラとしての重要な役割を果たすことを誓っています。
【会社概要】
- - 社名:株式会社 小林労務
- - 本社所在地:〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30 イタリア文化会館ビル
- - 代表取締役:小林幸雄(代表取締役会長/CEO)、上村美由紀(代表取締役最高戦略責任者/CSO)
- - 事業内容:社会保険手続きアウトソーシング、給与計算アウトソーシング、人事労務コンサルティング、電子申請ソフトの開発・販売 など
- - 設立:1993年
- - 公式サイト:KBR・小林労務