三村真宗の新著『フィードバック経営』の登場
2026年6月8日、株式会社U-ZEROの代表取締役CEO兼CPOである三村真宗氏が新著『フィードバック経営 「沈黙の組織」から「高め合う組織」へ』を発表します。この本は、販売開始前に重版が決まるという快挙を達成しました。過去に出版した『みんなのフィードバック大全』の成功を受けて、新たに提唱するフィードバック経営の重要性を示しています。
本書の内容
本書は、特に日本の企業が直面している「従業員エンゲージメント」の低さに焦点を当て、6つの沈黙の症状を体系化した上で、それを打破するための方法を提案しています。従来は抽象的に扱われていた組織の課題を具体的な事例と共に掘り下げ、解決策を提示する内容となっています。
解決策を提示する3本柱
本書では、組織の「沈黙」を解消するために3つの柱を提案しています。具体的には、「対話を通じたフィードバック文化」、「社員同士の声の循環」、「経営者の理解と対応」が必要です。これにより、社員の声が生かされる企業文化を築く手法を解説しています。
実際の成功事例
さらに、本書の第5部では、実際にフィードバック経営を実践している6社の事例が紹介されています。いずれの企業も、経営者が積極的に自らの課題を認識し、従業員と対話を重ねることで仕事環境の改善に努めてきました。その中には、製薬業界の住友ファーマやテクノロジーの最前線にいる富士通など、さまざまな業種の企業が含まれています。
これらの事例からは、フィードバックを受け入れることの重要性が強調されています。「生産ラインを止めても、全員で学ぶ」という姿勢や、「対話こそイノベーションのカギ」とする価値観が、企業の成長を促す要因となっています。
著者の実体験を反映
著者である三村氏自身も、「沈黙の組織」を経験した過去があります。最初は成功を追求するあまり、社員の声を無視してしまった事に反省し、そこから本書の理論が生まれました。自身の失敗を経て、社員同士が互いにフィードバックを行う文化が「高め合う組織」を形成することに成功した背景を語っています。
フィードバックと向き合う姿勢
著者は「フィードバックに耳を傾けることが今後の組織改革に不可欠なのだ」と強調しています。時には耳の痛い指摘が自分を守ろうとする気持ちから逃げたくなることもありますが、その時に気づくことが大切だと述べています。「ありがとう」と声をかけることで、コミュニケーションの第一歩を踏み出すことができるとしています。
調査データから見る実証的根拠
本書の執筆にあたって、著者は2,060名の正社員を対象とした調査も行いました。その結果、「沈黙の組織」が生まれる構造的な原因を明らかにし、社員のエンゲージメントを高めるための具体的な情報も提供されています。
終章の考察
終章では、心理的安全性についての誤解も取り上げられています。この部分では、「フィードバック」を通じて組織がどう変革できるかを探求し、理論と実践の両面が絡み合う形で読者に示されています。
本書の価値
三村真宗氏の『フィードバック経営』は、働く人々が「幸せ」に働ける環境を整えるための貴重なガイドブックです。本書を通じて、多くの企業が新たな変革を遂げることが期待されています。
イベントの開催
また、書籍の発売を記念して、U-ZERO主催で「U-ZERO DAY 2026」というイベントも予定されています。このイベントでは、さまざまな企業の経営者がフィードバック経営の実践例を語る機会が設けられ、参加者にも本書が配布される予定です。興味のある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。