紙ンバックプロジェクト
2025-07-17 12:05:11

三浦工業と第一印刷が支援学校での紙リサイクル教育プログラムを実施

三浦工業と第一印刷の「紙ンバックプロジェクト」



愛媛県松山市に本社を構える三浦工業株式会社と今治市の第一印刷株式会社は、地域の教育活動に力を注いでいます。その一環として、愛媛県立しげのぶ特別支援学校の高等部の生徒に対し、「紙ンバックプロジェクト」と称する出前授業を4年連続で実施しました。

この「紙ンバックプロジェクト」は、古紙をアップサイクルすることを通じて、持続可能な社会の実現を目指す取り組みです。古紙をリサイクルし、それを新たな商品に生まれ変わらせることで、地域共生と循環型社会を構築することを目指しています。

取り組みの背景


三浦工業は、2019年に社内での紙資源のリサイクル活動を開始し、持続可能な社会の実現に向けた幅広い取り組みを進めてきました。さらに、この活動を地域に広げようと、第一印刷と手を組みました。

この出前授業では、環境保全と経済活動の重要性を教えることが目的です。特に、学生たちが未来を担い、社会をより良くするために何ができるかを実践的に考える機会を提供しようとしています。

具体的な取り組み内容


今回の出前授業では、次の3つの取り組みを計画しました。

1. 環境出前授業の実施
高等部の生徒を対象に、紙のリサイクルや3R(Reduce, Reuse, Recycle)について学ぶ授業を行いました。リサイクルの重要性を理解し、実践につなげる内容が盛り込まれています。

2. 古紙回収ボックスの設置
校内に古紙回収ボックスを設置し、学生たちが実際に資源をリサイクルする機会を提供しました。これにより、資源の循環を実体験として学べます。

3. アップサイクル品の作成予定
今後、回収した古紙をもとにアップサイクル品を作成し、同校に寄贈する予定です。これは、生徒たち自身がリサイクルを通じて得た知識を活かす場となります。

未来の環境教育へ向けて


三浦工業は、「紙ンバックプロジェクト」を通じた環境教育を通じて、次世代を担う子どもたちにSDGs(持続可能な開発目標)への理解を深めさせることを重要視しています。また、地域の子どもたちが、環境保全や社会の持続可能性について考える機会を与え、誰一人取り残さない社会の形成を目指しています。

「カミンバック」は、紙が戻る(紙バック)と、良い方向に返り咲く(Come back)という意味が込められた言葉で、このプロジェクト全体のコンセプトを表しています。

このような取り組みを通じて、地域社会の中でのリサイクル活動の重要性が広がることを願っています。今後の活動にも期待が高まります。


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会社情報

会社名
三浦工業株式会社
住所
愛媛県松山市堀江町7番地
電話番号

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