大英産業の変革
2025-08-07 11:47:26

大英産業の大胆な変革!郵送業務67%削減のヒミツとは

大英産業の大胆な変革!郵送業務67%削減のヒミツとは



福岡県北九州市に本社を置く大英産業株式会社は、創業57周年を迎えた不動産業界の老舗です。顧客との信頼関係を築きながら事業を展開してきた同社ですが、過去のアナログな業務プロセスは顧客とのコミュニケーションを阻む「壁」になっていました。その結果、顧客との関係は一方通行となり、情報の伝達も不十分でした。特に新築マンション事業では、契約から引渡しまで1年近くかかるため、お客様に対するフォローが限られていました。

顧客との壁を打破するための挑戦



お客様のニーズに応えられず苦しむ中、2016年の熊本地震は彼らの課題をさらに浮き彫りにしました。高層階に住まう顧客からは「手元で最新情報が知りたい」という声が寄せられ、従来の郵送や掲示板では彼らの期待に応えることができませんでした。これを機に、同社はデジタル化を振興する必要性を痛感し、顧客との双方向の関係を築く新たな手段を模索しました。

「SpaceCorePro」との出会い



その中で出会ったのが、株式会社アクセルラボが提供する「SpaceCorePro」です。このプラットフォームは単なるお知らせ機能に留まらず、入居者向けのアプリとスマートホーム操作を統合していました。導入当初はアナログ業務からの脱却を考えていましたが、使用を続けることで今後の顧客体験をも考慮した投資としての側面も持っていました。

業務改善に向かう変革の実績



「SpaceCorePro」を導入することで、大英産業は以下の三つの顕著な効果を実現しました。

1. 業務プロセスの抜本的改革



以前は年間約1,500通の郵送物を送る必要がありましたが、現在では約67%削減の500通に留まっています。この業務プロセスの改善により、従業員は書類の印刷や発送といった単純作業から解放され、より価値のある業務に注力できるようになりました。

2. 顧客体験の進化



顧客とのやり取りはチャット機能へと移行し、電話での問い合わせに比べて気軽に質問できる環境を整えました。これにより、重要書類の回収率も向上し、顧客との関係性は「一方的な問い合わせ」から「対話」へと進化しました。多くの顧客からは、「時間を選ばず連絡できて助かる」という声が寄せられています。

3. 情報の一元管理による効率化



顧客情報は「SpaceCorePro」の管理画面に集約され、部門間での情報共有がスムーズに行えるようになりました。これにより、属人化した情報の管理を防ぎ、より組織的な対応が可能になりました。

スマートホーム導入による物件の付加価値



大英産業は「ザ・サンパーク小倉駅タワーレジデンス」に「SpaceCorePro」を標準搭載しています。地上19階建てのこの特別なプロジェクトは、顔認証セキュリティやIoT設備により、次世代型のスマートマンションとして販売されています。入居者の97%が契約し、スマートホーム機能の導入が物件の魅力を高める要因となっています。

テクノロジーを活用した未来への道



末岡氏は今後の展望として、「暮らし」に寄り添い続ける不動産会社を目指すと語ります。変化を恐れず、新しい技術を積極的に取り入れることで、多様化する顧客のニーズに応えていくという理念が、今後の大英産業の成長に繋がることでしょう。この挑戦は、単なるデジタル化に留まらず、次世代の顧客体験を確立するための重要な一歩となります。

まとめ



大英産業の取り組みは、郵送業務の大幅な削減だけでなく、顧客とのコミュニケーションの質を向上させ、業務の効率化を促進することに成功しています。この成功事例は、顧客満足を高めるための新しいモデルを示しており、今後の不動産業界における一つの先駆けとなるでしょう。

詳細はここを参照してください。


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会社情報

会社名
株式会社アクセルラボ
住所
東京都新宿区西新宿1-8-1新宿ビルディング5階
電話番号

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