「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S」が渋谷で華やかに開催された模様

「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S」が盛況の中、終了

2025年春夏シーズンの「Rakuten Fashion Week TOKYO」（以下、Rakuten FWT）が、新たな試みと共に盛大に開催されました。主会場となった渋谷ヒカリエで、9月2日から9月7日までの6日間行われ、多くのブランドが登場しました。

フィジカルとデジタル、両方の形式で発表

今回のRakuten FWTでは、フィジカル発表として26ブランド、デジタル発表として7ブランドが参加しました。中には初めての参加となるブランドもあり、全体で33ブランドによるファッションショーやインスタレーションが展開しました。特にフィジカル発表では、多様なスタイルが組み合わされ、観客も楽しませるような演出が目を引きました。

初参加ブランドの中には、香港のWilsonkakiやイタリアのPH MODEなど多国籍な顔ぶれが揃い、各国の文化が反映された個性的なコレクションが発表されました。

FBブランド10周年を祝う特別イベント

冠スポンサーである楽天グループ株式会社は「by R（バイアール）」というファッション支援プロジェクトを実施しました。この一環として、最大の注目を集めたのが、ブランド10周年を迎えた「sulvam」による特別ランウェイシューです。

会場には文化服装学院が選ばれ、デザイナー藤田哲平と学生たちの共同作品が披露されました。このショーは、ファッション業界の未来を見据える重要なイベントともなり、若い世代のデザイナーにとってもインスピレーションとなったことでしょう。

10周年記念イベントやトークセッション

さらに、TOKYO FASHION AWARDの10周年を祝う特別イベントも開催され、一般客を含む約500名が集まりました。記念冊子の配布や特別ゲストを交えたトークイベントも行われ、多くの来場者が新たな知見を得る場にもなりました。特に、ファッションジャーナリストとの対談では、業界の今後についても議論が交わされました。

JFW NEXT BRAND AWARD とファッションアワード

ファッションの新しい才能を発見するための「JFW NEXT BRAND AWARD」にて、初受賞として選ばれたのが「TELMA」。このブランドは、独自のオリジナル生地とプリントで存在感を放ち、期待の星として注目されています。

総括

「2025 S/Sシーズン」は、「FASHION FANFARE（ファッションファンファーレ）」をテーマに、ファッションの楽しさやクリエイティビティを引き出す場として人々が集まりました。次回は2025年の3月17日から22日まで、秋冬シーズンのファッションウィークが予定されています。これからもその動向に目が離せません。