未来のまちをつくる経験を子どもたちに
さいたま市で実施されている「子どもがつくるまち」プログラムは、子どもたちにまちづくりの体験を通じて社会参加意識や自己肯定感を育むための取り組みです。このプログラムでは、子どもたちが自らの力で仮想のまちを作り、その中で市民としての生活を体験します。
プログラムの内容
「子どもがつくるまち」では、小学生たちが自分たちのアイデアを持ち寄り、さまざまな職業に挑戦しながらお金を稼ぎ、そのお金を使って買い物やサービスを受けることができます。このようにして、単なる「ごっこ遊び」ではなく、実際の社会の仕組みを学ぶ貴重な機会となっています。子どもたちが作り出したお金の単位や店舗、職業に至るまで、全て自分たちで考え、準備します。
自分たちの意見を市長に届ける
令和7年12月25日に行われる意見交換会では、プログラムに参加した子どもたちが集まります。市役所4階の政策会議室にて、子どもたちの代表である10人が当日の活動報告を行い、仮想のまちづくりの経験を基にさいたま市についての意見を市長に伝えます。市長は子どもたちの意見を真摯に受け止め、今後の政策形成に活かすことが期待されます。
過去の開催の様子
今年度はすでに何回かのイベントが開催されており、子どもたちの活発な活動が見られました。令和7年11月2日には、プラザノースにおいて、商店や選挙投票所などの設定が行われ、子どもたちは自分たちが考えた店舗での販売や、公共機関の役割を体験しました。また、11月23日にはサイデン化学アリーナさいたまにて、ハローワークの求人広告や、バスの運行などの実践が行われました。
参加する意義
このプログラムを通じて、子どもたちは自分自身の意見を持ち、それを表現することの大切さを学びます。また、実際に市長との対話を通じて、地域社会に対する自分たちの影響力を感じ取ることができる貴重な機会となるでしょう。
参加者への呼びかけ
報道機関の方々もこの機会にぜひお越しいただき、子どもたちの新しい視点からの意見を聞いていただければと思います。彼らの考えや発想は、今後のさいたま市の政策にとっても大きな影響を与える可能性があります。子どもたちが自らの声を届け、未来のまちの方向性について語る場がどのようになるのか、大いに楽しみです。もし関心がある方は、さいたま市公式ホームページで詳細をご確認ください。