ゲヒルン株式会社と株式会社カラーが共同で立ち上げた「特務機関NERV指定防災備蓄品計画」が話題を呼んでいます。この計画は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の登場キャラクターを取り入れた防災商品を開発することで、実用性の高い備蓄品を企画・販売するものです。ちなみに、これにより、災害時における安心感を高めると同時に、防災に対する意識を促進させる狙いもあります。
このプロジェクトは、アニメのリリースから30周年を迎える今年に始まりました。『エヴァンゲリオン』の特務機関NERVという設定を背景にしており、製品にはNERVのロゴが施されています。商品の選定には、気象予報士や防災士が関わり、実際に試用品を試すなどして品質を確保しています。これにより、単にデザインだけでなく、実用性も兼ね備えた商品が期待されています。
この計画の第一弾として、ホリカフーズ株式会社が提供する「特務機関NERV指定 防災糧食」の復刻版が販売されると発表されました。こちらは、火や水を使わなくても温かい食事が楽しめる完全食であり、ビーフカレー、牛丼、ビーフシチュー、中華丼、煮込みハンバーグの5種類が収められた内容です。特別パッケージには新劇場版のNERVマークもあしらわれており、ファンにはたまらない商品となっています。
さらに「特務機関NERV防災」アプリも要注目。このアプリは、地震や津波などの災害情報をリアルタイムに提供し、ユーザーが身近な防災情報を得られる環境を整備しています。特にアニメのファンにとっては、作品の世界観を感じつつ実用的な情報が手に入るのは嬉しいポイントです。
それに加えて、今回の計画では様々なメーカーとのコラボレーションも視野に入れており、他の防災関連商品も展開予定とのこと。これにより、幅広い選択肢の中からチョイスできる楽しみが増えるでしょう。より多くのファンや一般の方々に防災の意識を高めてもらえればと考えられています。
また、現在のところ、協賛企業や団体への募集中で、問い合わせがあった場合には、両社で情報を共有することが決まっているため、無駄のないコラボレーションを実現できる可能性もあります。どうやら防災とエンターテインメントが見事に融合し、新しい形での「備え」が実現しそうですね。
最後に、NERV防災糧食の製品は制作から3年6ヶ月の賞味期限を持っており、非常に実用的です。また、全ての食品が自衛隊や現場で使用されているものと同スペックで製造されているため、安心して食べることができます。今年の秋にはECサイトやエヴァンゲリオンストアでの販売が予定されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。災害はいつ起こるかわからないので、しっかりと備えておくことが重要です。