中高年世代が求める“ときめき”の恋は日帰り旅行やドライブ
株式会社ラス恋が実施した40代から70代を対象にした調査から、中高年世代の恋愛観やデートに関する興味深いデータが明らかになりました。調査は2025年7月の一週間にわたり、1,133人からの回答を得ました。結果からは、恋愛の楽しさやデートへの期待が反映されており、年齢に関係なく“ときめき”を求める声が多く寄せられています。
理想の恋はシンプルな幸せ
調査によると、理想の恋の第1位は「手をつないで歩くだけで嬉しい、ときめきをもう一度感じられる恋」で、21.7%がこれを支持しています。年齢を重ねた今、シンプルな幸せを求める姿勢が鮮明になっていることがわかります。さらに、安心感を持ちながらも“ときめき”を大事にしていることが示されました。他には、「体調や生活を気遣い合える恋」や「共に生活を意識した恋」も人気です。
主流のデートは日帰り旅行やドライブ
この夏、最も支持を集めた理想のデートは「日帰り旅行・ドライブ」で、全体の42.2%がこの選択肢を選びました。特に60代男性では53.3%が支持しています。自家用車でのデートは、居心地が良い空間での会話を楽しむことができるため、気軽に楽しめるスタイルとして評価されています。アンケートの自由回答では、「暑い夏には冷房の効いた場所が最適」や「車内で自然な会話ができる」といった意見も目立ちました。
また、青春時代のドライブデートが恋愛の記憶に深く結びついている manyです。「夜景を見に行く」、「海に車を走らせる」といった体験が、特別な思い出として感じられるようです。
男女の恋愛スタンスの違い
面白いことに、連絡先交換のタイミングについては性別で明確な違いが見られました。男性の64.9%が「会う前」のタイミングを希望しているのに対し、女性は41.9%が「会った後」を選択しています。男性は効率的に恋を進めたいという考えが強く、女性は慎重な姿勢が見受けられます。この“温度差”は、オンラインデートにおける男女の心理的な違いを浮き彫りにしています。
ラス恋では、ユーザーの安全を考慮し、連絡先の交換は対面を推奨していることが強調されています。
ラス婚研究所の設立
今回の調査を踏まえ、ラス恋は40代以上の恋愛や婚活に関する実態を探るための専用機関「ラス婚研究所」を設立しました。年齢層を問わず、恋愛に関するリアルな声を社会に持っていくことを目的としています。第一期の研究員を募集しており、ユーザーの皆さんにアンケート協力や体験談を共有する機会を提供しています。
安定した関係を築くためのサポートとしても、最近の投稿には「再婚までのロードマップ」や「バツイチはモテる?」といった話題があります。これにより、40代以上の恋愛がより自然に語られ、理解される社会が作られていくでしょう。
まとめ
中高年世代の恋愛観は、年齢や性別によって多様ですが、共通して“ときめき”を求める姿勢が強いことがわかりました。自由で魅力的な恋愛だけでなく、シンプルなものに幸せを見出すことも、この世代での大きな特徴です。今後も、ラス恋を通じて得られる新たな恋の形や体験談に注目したいものです。