福祉業界のDXを加速させる新プログラム「フクアカ」
福祉分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための新しい取り組み、ふくしDXアカデミー「フクアカ」が始まりました。このプログラムは、株式会社DAOの代表取締役上田敏孝氏が率いる同社が、富山県黒部市にある「SMARTふくしラボ」と協力し、福祉業界の専門家や従事者を対象に設立されました。
「フクアカ」とは?
「フクアカ」は、福祉事業全体のDXを意識した専門的な研修プログラムを提供し、参加者のデジタルリテラシー向上を目指します。具体的には、以下のような事業が展開されます。
1.
福祉DXの人材資格: 研修を通じて、福祉DXに関する資格が発行されます。
2.
オンラインカリキュラム: AIやIoTについての最新知識を学べる訓練が行われます。
3.
DXアドバイザーの育成: 専門家として福祉業界のDXを推進する人材を育成します。
4.
勉強会とコミュニティ活動: 同じ志を持つ仲間と情報交換ができる場が提供されます。
5.
大学との連携: DXに関する学びを深める機会が創出されます。
6.
業界ベンダーとの連携: 業界のニーズに応じた事業展開を推進します。
さらに、この研修は厚生労働省の助成金対象訓練となる可能性があり、メンバーはコスト負担を軽減しながら参加できます。助成金の活用法についても相談に応じています。
研修で得られる内容
「フクアカ」では、1年間のプログラムを提供し、受講者は以下の特典を享受できます。
- - スクール受講: 年間3回の講義と、DX支援の伴走が行われます。
- - DX人材の認定: DXに特化した知識を習得することで、福祉DX人材として認定されます。
- - コミュニティ参加: 他の参加者とともに勉強会やネットワーク活動に参加できます。
- - DXアンバサダー活動: 学生の場合は、特別なPR活動の支援を受けられます。
- - パートナーシップ: 福祉関連事業者は、自社の従業員をフクアカに参加させることで、無償でパートナーになるチャンスがあります。
資格は毎年のトレーニングをもって更新可能で、最新の知識を持った人材を目指せます。
2024年7月からのスタート
「フクアカ」は、2024年7月15日より兵庫県豊岡市のAnd’s Careで第一回目の研修が開始され、全国の福祉業界でDXを加速させることを目的とします。これにより、新たな人材が育成され、社会全体の福祉向上に寄与することが期待されています。
SMARTふくしラボとDAOの立ち位置
SMARTふくしラボは、2022年に設立された一般社団法人で、福祉団体と民間企業、研究機関が連携してDXを進める場を提供しています。一方、株式会社DAOは、日本初のDAO型法人として、DX人材育成を通じた支援事業を展開するなど、革新的な経営モデルを構築しています。
お問い合わせ
参加を希望される方や詳細を知りたい方は、下記までお問い合わせください。
この機会に、福祉分野での未来を切り開くスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。