福岡県小郡市に新しい物流施設が誕生！着工から竣工への道のり

福岡県小郡市に誕生した新たな物流施設

福岡県小郡市にて、新たな物流施設「ロジシティ小郡」が7月31日に竣工しました。本施設は、株式会社シーアールイーと福岡地所株式会社の共同事業によるもので、最新のBTS（ビルド・トゥ・スーツ）型を採用しており、特定ユーザーのニーズに応じたオーダーメイドの設計が特徴です。これにより、入居が決まっているロジスティード九州株式会社は、効率的な物流拠点を手に入れることになります。

交通の利便性

この物流施設は、九州自動車道や長崎自動車道、大分自動車道など主要道路に接近しており、「鳥栖」ジャンクションからも約5kmと、交通利便性が高い立地に恵まれています。また、近隣には甘木鉄道の「今隈」駅もあり、労働力の確保においても優位性がプラスされています。これにより、運送業者や物流関連の企業にとって理想的な立地となるでしょう。

施設概要

「ロジシティ小郡」は、地上3階建ての倉庫棟と平屋建ての危険物庫からなる構成で、総延床面積は28,364.40㎡（約8,580坪）です。倉庫の外装には金属断熱サンドイッチパネルが採用され、耐久性と美観を兼ね備えています。また、2階と3階には空調設備が設置され、快適な作業環境が保たれています。各階には1.5t/㎡の床荷重、6ｍ以上の有効高さが確保されており、照明は平均300ルクスと明るく、業務効率の向上にも寄与しています。

設備詳細

倉庫部分には荷物用エレベーターや垂直搬送機、ドックレベラーなどの昇降設備が充実しており、業務をスムーズに進めるための工夫が凝らされています。特に、耐火断熱パネルの効果で空調効率が向上し、明るく清潔感のある環境が実現されています。

環境への配慮

新施設は環境にも配慮されており、全館にLED照明を照明し、さらに人感センサーや節水型衛生器具も導入されています。また、BELS評価★★★★を取得しており、省エネルギー性能の高さが第三者機関によって証明されています。これにより、持続可能な物流活動が期待されています。

「LogiSquare」ブランドの意味

「LogiSquare」は、シーアールイーの物流施設ブランドで、2013年から展開されています。このブランドの名には、従来の物流施設の枠にとらわれず、真に価値のある物流環境を創出するという決意が込められています。「Good Idea, Your Square」というコンセプトは、多様化する物流ニーズに応え、利用者にとって使い勝手の良い構造を追求しています。

まとめ

福岡県小郡市に誕生した「ロジシティ小郡」は、物流業界に新たな風を吹かせる施設として注目を集めており、地域の発展にも寄与することでしょう。今後の展開や地域経済への影響に期待が寄せられています。物流企業にとって、ここが新しいビジネスチャンスの場となることは間違いありません。さらなる進化が期待される物流シーンから目が離せません。