漁業特定最低賃金拡大と船員派遣事業の審議開催
漁業特定最低賃金の拡大に向けた審議
令和6年8月23日、国土交通省で第174回交通政策審議会海事分科会船員部会が開催されます。この部会では、漁業に関する特定最低賃金の拡大についての審議が行われるほか、船員職業安定法に基づく船員派遣事業の許可についても議論されます。
1. 審議の背景
近年、漁業分野では労働環境の改善が求められており、その一環として特定最低賃金の見直しが議論されています。これにより、漁業従事者の生活の質を向上させ、持続可能な漁業の実現を目指します。
2. 議題
各議題は以下の通りです。
議題1: 漁業に関する特定最低賃金の拡大について
この議題では、漁業に関わる特定最低賃金の拡大に向けた具体的な方策や影響について討議されます。最低賃金の引き上げが漁業の将来に与える影響や、昨今の労働需給バランスの変化についても言及される予定です。
議題2: 船員派遣事業の許可について
本議題は非公開で進められますが、船員職業安定法に基づく派遣事業の仕組みや運営状況についての審査が行われ、当事者の権利や利益を守るための措置が検討されます。
3. 開催の詳細
日時: 2023年8月23日(金)13:30〜14:30
場所: 国土交通省 中央合同庁舎3号館 11階 特別会議室(WEB併用)
さらに、報道関係者にはカメラ撮りや傍聴の機会が提供され、希望者は事前に登録が必要です。WEB傍聴も可能で、会議に関連する資料は会議後に公開される予定です。
4. まとめ
漁業は日本の大切な産業であり、従業員が安心して働ける環境作りは社会全体にとって重要です。この機会に最低賃金の在り方が再評価されることを期待しております。今後の議論の成果に注目が集まる中、政策の進展が待たれます。
お問い合わせ先
国土交通省海事局船員政策課への問い合わせは、以下の番号で受け付けています。
TEL: (03) 5253-8111 (内線45-145、45-147)