福岡に新たなリユースの拠点が誕生
2020年11月12日、西日本最大級のネット型古物市場『リステージオークション福岡』がグランドオープンを迎えました。このオークション市場は、リステージ社の「リアルネットオークションシステム」を導入し、オンラインで場所にとらわれず参加できるプラットフォームです。リユース品のBtoBオークションとして、古物商をはじめとする多くの企業が参加可能となっています。
先進的なサービスの提供
この新たなオークション市場の特長は、リステージとecommitの協力にあります。リステージが持つ長年の運営ノウハウと、ecommitが展開する全国的な物流ネットワークを基に、国際的なリユース品の売買が進む環境を整えました。特に九州に位置するecommitの広大な物流倉庫を活用し、効率的な物流体制を構築しています。
目標は週あたり1,000万の出品および50〜60社の参加者を見越し、出品点数も500点から800点に達する見込みです。
ドアtoドアのサービス
ecommitは、全国に広がる1000以上のリユースショップと提携し、売れ残りの商品や産業廃棄物を回収しています。これにより、オンラインで競り落とした商品を全国各地に運搬するドアtoドアサービスを実現しました。地方の事業者でも手軽に参加可能なシステムを整え、従来の古物市場では難しかった地域にもアクセスが可能になります。
グローバルな参加者とのつながり
長年にわたり、特に東南アジアへのリユース品輸出に力を入れてきたecommitは、海外バイヤーとの信頼関係も築いています。これにより、国内市場では売りにくい商品でも、広範囲な販路を通じて販売が可能となります。
独自の国際輸送システム
さらに、ecommitが導入した国際輸送システムにより、低コストかつ小ロットで商品を届けることが可能です。これにより、以前はコンテナ単位での仕入れが必要だった海外バイヤーも、気軽に小ロットで商品を購入できるようになります。これにより、参加者の拡大が期待されています。
充実したサポート体制
ecommitの専属チームは、海外バイヤーに向けた使用方法の説明やシステムの翻訳を行い、円滑な取引をサポートします。また、海外取引において最も難しい集金業務に関しても、独自の与信管理を導入し、安定した取引の実現を図っています。
環境への配慮と循環産業の未来
リステージオークション福岡は、ただの市場ではありません。不要になったモノを新たな価値を持つ商品へ変え、循環させるための仕組みを構築することを目指しています。ecommitのEVC (EcoValueCycle)サービスを通じて、モノの回収と再利用を促進し、地球環境に対する貢献を高めることを目指しています。
会社情報
所在地: 鹿児島県薩摩川内市水引町2803
設立: 2007年
代表者: 川野 輝之
主な事業: リユース・リサイクルの事業開発
公式サイト
所在地: 東京都中央区日本橋人形町2-6-1
設立: 2009年
代表者: 高鉾 龍
主な事業: リユース品の買取・販売
公式サイト
このように、リステージオークション福岡は新たなリユースの潮流を生み出し、環境保護にも貢献することを目指しています。今後の展開に注目です!