京丹後市の絹タンパク素材
2023-04-24 10:10:01

「J-Startup2023」選定!京丹後市のながすな繭、絹タンパク素材で世界へ

「J-Startup2023」選定!京丹後市の絹タンパク素材で世界を目指す、ながすな繭株式会社



京都府京丹後市に拠点を置く、ながすな繭株式会社が、経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラム「J-Startup2023」に選定されました。同社は、日本の伝統産業である絹織物の産地で培われた技術を活かし、絹タンパク素材を用いた革新的な製品開発で注目を集めています。

伝統と革新の融合:絹タンパク素材の可能性



ながすな繭株式会社は、丹後地方という日本有数の絹織物産地で、独自の絹加工技術を駆使し、シルクナノファイバー分散液、球状シルクビーズ、シルクスポンジなどを開発しています。これらの製品は、化粧品などの原料としてだけでなく、医療や環境分野への応用も期待されています。

同社の強みは、長年かけて培ってきた高度な絹加工技術にあります。「粉砕加工」「微細加工」「成形技術」といった独自の技術により、絹タンパク素材の可能性を最大限に引き出しています。これらの技術は、高品質な製品を生み出すだけでなく、環境負荷の少ない持続可能な生産にも貢献しています。

地域活性化とグローバル展開への挑戦



ながすな繭株式会社は、単に製品を開発するだけでなく、地域活性化にも大きく貢献したいと考えています。京丹後市は、かつて盛んだった絹織物産業の衰退に直面しており、同社の取り組みは、地域経済の再生に繋がる可能性を秘めています。

「J-Startup2023」への選定は、同社の取り組みが政府からも高く評価された証です。選定に伴い、経済産業省などの支援を受けながら、海外市場への進出も視野に入れています。グローバルな舞台で、日本の伝統技術と革新的な技術を融合させた製品を展開することで、世界中の人々に絹タンパク素材の可能性を伝えたいと考えています。

未来への展望:持続可能な社会への貢献



ながすな繭株式会社は、絹タンパク素材の可能性を追求することで、人々の生活を豊かにし、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。環境に配慮した素材と技術を用いることで、地球環境への負荷を低減しつつ、高品質な製品を提供し続けることを目指しています。

今後、同社が開発する新たな製品や技術に注目が集まり、その活動が日本の伝統産業の活性化、ひいては地域社会の発展に大きく貢献することが期待されます。

ながすな繭株式会社の概要



会社名: ながすな繭株式会社
所在地: 京都府京丹後市網野町網野363-1
代表者: 代表取締役 永砂修
事業内容: シルク加工技術の研究開発及びライフサイエンス・ケミカル原料、化粧品等の製造販売

J-Startupプログラムについて



「J-Startup」は、日本のスタートアップ企業のグローバル展開を支援する政府主導のプログラムです。革新的な技術やビジネスモデルを持つスタートアップ企業を選定し、資金調達、海外展開、人材育成など、多岐にわたる支援を提供しています。

ながすな繭株式会社の選定は、同社の高い技術力と成長性、そして地域活性化への貢献への期待の高さを示しています。今後の展開に期待しましょう。

会社情報

会社名
ながすな繭株式会社
住所
京都府京丹後市網野町網野363-1
電話番号
0772-72-5033

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