ハードオフ、ウェブアクセシビリティを向上させる新機能を導入
株式会社Kivaが開発したウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」が、株式会社ハードオフコーポレーションの公式サイトに導入されることが発表されました。この取り組みは、様々な背景やニーズを持つユーザーがより快適にオンラインで情報にアクセスできる環境を整えることを目指しています。
ユニウェブの導入内容
ハードオフの公式サイトには、左下にユニウェブのアイコンが設置されており、クリックすることでアクセシビリティメニューが表示されます。これにより、テキストの読み上げや色のコントラスト切替などの機能が簡単に利用可能です。また、AIによる多言語翻訳機能も実装されており、英語、中国語、韓国語、ベトナム語などの8ヶ国語に対応。ユーザーが選択した言語に基づいて、情報が自動的に翻訳される仕組みになっています。
導入背景と目的
ハードオフグループは、リユースの体験を全てのお客様に提供し、多様なニーズに応える店舗展開を行っています。この経営方針を受けて、ネット上でも広範な情報を適切に届けることが重要であると考え、ユニウェブの導入を決定しました。また、店舗の立地特性に応じて訪日外国人や在日外国人が多い地域もあるため、母国語での情報提供は大きな価値を持ちます。
ウェブアクセシビリティとは
ウェブアクセシビリティは、高齢者や身体に障害を持つ方を含め、誰でもウェブ情報にアクセスできることを指します。この概念は、一時的な状態にある人々(例えば、交通事故による怪我や加齢による視力低下)にも関連しており、すべての利用者が平等に情報を得ることが求められています。
ユニウェブの特長
ユニウェブは、シンプルなコードを追加するだけで、その日のうちにサイトにアクセシビリティ機能を組み込むことが可能です。このの成り立ちは、視覚に障害のある方や一時的に使用に制約のある方が正しい情報を理解できるように設計されています。これによって、全ての人にとって公平なウエブ環境を作ることを目指しています。
株式会社ハードオフコーポレーションについて
ハードオフは、自社のリユースビジネスを通じて、不要品の買い取りと販売を行っており、2024年には店舗数1,000店を目標にしている企業です。リユースの楽しさを広め、環境にも配慮した取組を進めています。
公式サイト:
ハードオフ
株式会社Kivaについて
一方、株式会社Kivaは、ウェブアクセシビリティの向上に貢献するサービスを提供しており、安心して買える保証サービス「proteger」の開発・運営も手掛けています。
公式サイト:
Kiva
今回のユニウェブ導入は、ハードオフの公式サイトをより使いやすくするだけでなく、多様なユーザー層に対しても優しいサービスに進化させる重要な一歩になります。これからの展開にも注目です。