2025年度、日本豆乳協会が新たな豆乳啓発活動を発表
日本豆乳協会が2025年度に向けていくつかの新たな取り組みを明らかにしました。「いつでも、どこでも豆乳生活」をテーマに掲げ、健康やサステナビリティへの関心が高まる中、豆乳をより手軽に楽しく取り入れることを目指します。
新たな取り組みと「豆乳月間」
毎年10月が「豆乳月間」として位置づけられ、今回の取り組みでは豆乳とその関連商品の消費拡大に向けた啓発活動を展開します。ユーザー層を広げることで、豆乳市場全体の成長を夢見ています。多世代が豆乳を楽しむ環境を提供するため、各種イベントやプロモーションを計画しています。
ソイラテ市場の拡大に向けて
また、今年6月12日を「ヘルシーソイラテの日」と制定し、ソイラテの市場拡大を推進しています。豆乳協会は、ソイラテの愛飲者を対象に「ソイラテパートナーズ」を招集し、互いに情報を発信していく方針です。初めてのパートナーにはタリーズコーヒーが選ばれ、双方でソイラテの魅力を広めていく活動がスタートします。
豆乳成分の訴求活動
豆乳の持つ健康効果や成分に焦点を当てた情報提供も強化されます。専門家による豆乳や大豆の栄養価、たんぱく質の重要性を伝えるセミナーやワークショップが予定されています。2025年度は特に教育現場への取り組みも重視し、学校給食での豆乳導入を見据えた広報活動が行われます。
豆乳の食育活動
豆乳協会は、全国の調理・栄養を学ぶ学生を対象にさまざまな食育活動を展開します。「豆乳食育移動教室」や「豆乳レシピ甲子園」の開催を通じて、若い世代に料理と健康の重要性を伝えます。
さらに、アスリート支援としての「スポーツ×豆乳キャンペーン」や、「豆乳資格検定」といった取り組みも活発化します。子どもたちに食の楽しさを知ってもらうため、保育園での豆乳ワークショップも充実させる予定です。
消費者への情報発信
豆乳協会は、豆乳の魅力をより多くの方に伝えるため、オウンドメディアの活用やリーフレットの配布を行い、SNSを通じても積極的に情報を発信していく方針です。消費者調査の実施により、豆乳の飲用実態を把握していく予定でもあります。
日本豆乳協会について
日本豆乳協会は、1979年に設立され、豆乳・豆乳製品の普及を目的とした活動を展開してきました。豆乳メーカー同士の交流や情報共有をさらに深めるため、新しい活動を通じて業界の成長を促進しています。毎年の特別な日を設定し、豆乳の普及を図るとともに、その効果や効能を広めています。
これらの新たな取り組みにより、日本全体に豆乳の魅力が広がることを期待しています。