キッコーマンの物流革新、年間330時間の作業削減を実現
キッコーマンの物流を支える総武物流株式会社(所在地:千葉県野田市、社長:星野泰宏)は、日本パレットレンタル株式会社(所在地:東京都千代田区、社長:二村篤志)による納品伝票電子化システム「DD Plus」を導入しました。この取り組みにより、長年の課題であった伝票事務の効率化を図り、年間約330時間の作業時間削減が期待されています。
課題の背景
総武物流では、出荷時に利用する複写式伝票の取り扱いが業務の負担となっていました。伝票が複写式であるため、印刷や仕分け作業が複雑で、毎回の印刷待ち社会が生じていました。さらに、パレット伝票を手動で発行、管理するため、目視確認や手書きの後にPC入力といった二重作業が発生していました。これらの手間が物流の生産性を阻害し、特に2024年に向けた物流改革の推進が求められる中で、大きな問題となっていました。
「DD Plus」の導入による変革
今回の導入では、DD Plusが持つAPI連携機能を活用し、伝票発行の効率化を実現しました。通常のA4サイズの普通紙への伝票変更により、複写式伝票の印刷や手配の作業が大幅に削減されました。また、パレット情報の自動登録機能により、目視確認や手書きの入力を行う必要がなくなり、作業のスピードが向上しています。これにより、現場の手間が軽減され、ミスの発生も防がれました。
取り組みの効果
1.
パレット情報の自動登録 : 総武物流のシステムからダイレクトに「DD Plus」へ出荷データを送信することで、伝票管理が飛躍的に効率化されました。
2.
帳票の一体化 : 複数の伝票を一枚の普通紙に集約し、伝票の突合せ作業が不要になりました。これにより、時間の大幅な短縮が実現。
3.
印刷環境の向上 : 従来のドットプリンターをレーザープリンターに変更し、印刷速度が格段に向上。
4.
デジタル管理 : 発行した伝票のデジタル保存が可能になったため、後の問い合わせにも迅速に対応可能となり、検索の手間が大幅に軽減されました。
今後の展望
この取り組みは、トラックドライバーの負担軽減や、労働環境改善および生産性向上に向けた施策の一環となっています。キッコーマングループは、自動フォークリフトの導入や、ピッキング業務のデジタル化を進めており、総武物流での伝票業務の改善はその一部と言えます。今後も、このような先進的な技術を利用し続け、さらなる効率化を図っていく方針です。
総武物流の代表は、パレットの重要性を強調し、今後も継続的な業務の効率化に注力していくと述べています。また、日本パレットレンタルも、電子化の推進を通じて、業務全体の合理化に寄与する意向を示しています。
DD Plusについて
DD Plusは、納品伝票を電子化し、オンラインでの送信や保存を可能にするシステムです。レンタルパレットの処理を一元化できる点が特長で、使い勝手の良い電子伝票の利用が可能です。今後、DD Plusがさらなる物流DXを推進する鍵として注目されています。
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