テンセントクラウド、仮想空間ネットワーク対応の新サービス発表会を開催

テンセントクラウドが日本で新サービス発表



2022年1月25日、東京において大胆な取り組みが行われました。世界的なテクノロジー企業であるテンセントのクラウド部門、テンセントクラウドが第2回「Tencent Cloud Day」をオンラインで実施しました。このイベントでは、2021年の日本におけるビジネス成果を振り返り、仮想空間ネットワークに向けた新たなサービスの可能性について議論が交わされました。

成長を続けるビジネスモデル



コロナ禍により、デジタル化が進む中で、テンセントクラウドの業績も著しく成長しています。特に、日本のパートナー企業と共に展開したクラウドサービスは前年同期比で驚異的な3桁の成長を遂げました。三井物産をはじめ、さまざまな企業と連携し、カラオケアプリ「Pokekara」やゲーム配信プラットフォーム「Mildom」においてもその技術が活用されています。

さらに、日本の化粧品メーカーや中部国際空港利用促進協議会とのプロジェクトを通じ、観光情報を一元化するアプリサービスの提供など、地域密着型の取り組みも進行中です。これにより、旅行者は簡単に、そして便利に情報を得ることが可能となるのです。

新サービスの概要



イベントでは、仮想空間ネットワークに向けた新しいテクノロジーとサービスが発表されました。その中で注目すべきは、以下の4つのトピックスです。
  • - IP Virtual Human:声での対話やアバター生成を通じて、エンターテインメントキャラクターが様々な業界に進出できるようにします。
  • - AR Advertisement Placement:ライブストリーミングや動画コンテンツにAR広告を自然に配置し、視聴者体験を損なわない組み合わせを実現。
  • - Cloud Digital Twin:AIや3Dモデリング技術を使うことで、企業がユーザーエクスペリエンスを向上させ、現実のシナリオを体験できる世界を提供。
  • - Auto-stereoscopy:特殊効果を施した3Dビデオの提供により、視聴者に新たな体験をもたらします。

企業理念と今後の展望



テンセントクラウドのシニアバイスプレジデントであるポシュ・ヨン氏は、「昨年の日本市場における成果を嬉しく思います。今後は更なるサービスの拡大を図り、クライアント企業のビジネス転換を後押しすることを目指していきます」と述べ、今後の展開に期待を寄せました。

テンセントクラウドは、信頼できるパブリッククラウドサービスを提供し、オンラインゲームや金融サービス分野においてもその実力を発揮しています。新たに発表されたサービスは、より多くの日本企業が仮想空間ネットワークを活用する一助となることが期待されています。

テンセントについて



テンセントは、1998年に設立されて以来、革新を追求し続け、通信サービスやエンターテインメントで10億人以上の人々を結びつけてきました。日本国内においても、テンセントクラウドはそのテクノロジーを駆使し、様々な業界に変革をもたらす存在となるでしょう。詳細については、公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
Tencent Japan合同会社
住所
東京都港区虎ノ門虎ノ門ヒルズ森タワー29階
電話番号

トピックス(IT)

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