中部空港自動運転
2024-10-02 17:53:55

中部国際空港に新たな便利さを!自動運転サービス「WHILL」が本格導入

中部国際空港に新しい自動運転サービス「WHILL」が導入されることになりました。このサービスは、2024年10月1日から、空港内の第2ターミナルで正式に運用が開始されます。近年、空港を訪れる利用者のニーズが多様化する中、中部国際空港は、より便利で快適な移動手段の提供を目指しています。

「WHILL」は、自動運転モデルを使用しており、利用者が目的地を選択するだけで、スムーズに自動走行が開始されます。特に、足腰に自信がない方や、多くの荷物を抱える旅行者にとって、このサービスは大変便利です。さらに、乗車したまま搭乗ゲートまで移動できるため、長距離の移動が苦手な方でも安心して空港を利用できます。

昨年12月から行われた実証運行では、多くの利用者からのフィードバックを受け、正式運用が決定しました。このサービスは、国際線・国内線の出発コンコースを利用者に提供し、保安検査場を通過した後から搭乗ゲートエリアをサポートします。また、故障やトラブルが発生した場合には自動で停止する機能も備えており、安全性にも配慮されています。

「WHILL自動運転サービス」は、利用時間が異なり、国内線は午前6時から午後1時まで、国際線は午後11時から午後8時まで利用可能です。運用される台数は国内線2台、国際線2台の計4台で、いずれも利用は無料となっています。

中部国際空港は、2025年に「ツーリズムEXPOジャパン」、続く2026年には「愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会」を控え、訪れる人が増加すると見込まれています。この新しい自動運転サービスは、セントレアがさらに多くの人々にとって利用しやすい空港を目指すための重要なステップの一つです。

中部国際空港株式会社の代表取締役社長、犬塚力氏は、「このたび第2ターミナルでの自動運転サービス開始を通じて、特に歩行に不安のある方に、気軽で快適な移動を提供したい」と期待を寄せています。旅客にとってのCX(顧客体験)向上が、このサービスによって実現されることが期待されます。

自動運転サービス「WHILL」を活用することで、空港内の移動が格段に楽になり、旅行者にとってより良い体験が提供されることでしょう。今後の利用者の反応が楽しみです。


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会社情報

会社名
中部国際空港株式会社
住所
愛知県常滑市セントレア1-1第一セントレアビル6階
電話番号
0569-38-7777

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