嬉野市が推進する女性の活躍とまちづくりの対話イベント

嬉野市が主催する「HAPPY TOGETHER PROJECT PLAYBALL SESSION」が、2021年11月21日（日）にレストランSHINZOで開催されます。このイベントは、「女性が輝くまち」の実現に向けて、女性の視点を取り入れたまちづくりを推進することを目的としています。トークセッションには、女子野球日本代表の選手や嬉野市で活躍している女性たちが参加し、自由な対話を通じて「うれしいを、いっしょに」考えます。

嬉野市は近年、特に若い女性の人口減少が顕著になっており、これを受けて行政サービスやまちづくりへの「女性目線」の導入が急務とされています。2020年12月には、一般社団法人全日本女子野球連盟から「女子野球タウン」第一号として認定を受け、女子野球を通じた地域活性化の取り組みを進めています。これにより、女子野球の振興と共に、地域に根付いたまちづくりを目指しており、活気にあふれ、誰もが笑顔で暮らせる場所を作ることを目指しています。

対話イベントの具体的な内容としては、村上大祐市長と山田博子全日本女子野球連盟代表理事を中心に、参加者たちとのインプットトークが行われます。村上市長は平成30年に全国最年少の市長として初当選し、その若いエネルギーで新たな施策を打ち出してきた人物です。参加者には、女子野球での経験を持つ中島梨紗監督や、元女子プロ野球選手の矢野みなみさん、池山あゆみさん、現侍ジャパンの選手など、豪華な面々が並びます。これらの専門家たちが「女性が輝くまちづくり」や「女子野球タウン構想」について多様な視点から意見を交わし、具体的な施策を見出すことが期待されます。

このイベントは誰もが参加できるもので、嬉野市内外から約35名の参加者が集まります。多様な意見が飛び交う場として、お互いの経験を共有し合うことによって、新たな発見やアイデアが生まれることでしょう。

嬉野市では、女性が抱える課題や地域に必要な思いを共有しながら、共に解決策を模索するための様々なプロジェクトを展開しています。参加者が自由に意見を交わせるこの機会を通じて、地域の深い考察が進み、「女性が輝くまち」が現実に近づくことが期待されます。今後も嬉野市の取り組みに注目が集まります。イベントへの参加を希望される方は、事前に嬉野市役所までお問い合わせください。