株式会社エネルギーソリューションジャパン、宮城県の脱炭素化支援業務を3年連続受託

株式会社エネルギーソリューションジャパン（ESJ）の新たな挑戦

株式会社エネルギーソリューションジャパン、略称ESJは、東京都中央区に拠点を置く企業で、今般、宮城県が実施する「令和7年度宮城県自動車関連企業におけるカーボンニュートラル化支援業務」を2023年度から3年連続で受託することとなりました。
この取り組みは、地域内の自動車関連企業が脱炭素化を進める際の支援を行い、競争力の強化と取引の維持を図るもので、地域産業の振興にもつながる重要な施策です。

受託業務の概要

受託した支援業務は、令和7年4月1日から令和8年3月31日までの1年間で、総額2,450万円（消費税込み）という規模です。この業務は、県内の自動車企業がカーボンニュートラルを実現できるよう、さまざまな側面から支援を行うことを目的としています。

自動車業界における脱炭素化の進展

近年、自動車業界では、大手企業を中心に脱炭素化の動きが拍車をかけています。例えば、トヨタ自動車はサプライチェーン全体への削減目標を提示し、主要サプライヤーであるデンソーやアイシンなども科学に基づく目標（SBT）認証を取得し、自社の削減目標を設定しています。さらに、宮城県内の主要企業であるアルプスアルパインも2024年にSBT認証を取得予定であり、地域の自動車関連企業においても脱炭素化の意識が高まりつつあります。

中小企業に対する支援内容

ESJでは、県内の自動車関連企業に向けて以下の包括的な支援を提供します。

- カーボンニュートラルセミナーの開催：基調講演や事例紹介、補助金の活用方法などを通じて情報提供を行います。
- 意識・ニーズ調査：県内企業に対する認識や課題を調査し、それに基づいた効果的な施策を提案します。
- 脱炭素化促進計画の策定支援：専門の測定機器を用いての詳細診断を通じて、約200万円相当の計画策定費用を無料で提供します（8件予定）。
- 実行支援：策定した計画の実行段階でも継続的なサポートを行います。
- 専用ポータルサイトの運営：セミナーの動画配信や参考資料の提供、申込受付なども行います。

特に、計画策定支援では、超音波式エア漏れ探知器やサーモカメラ、電流値計測器などの専門機器を用いてエネルギーロスを可視化し、具体的な削減策を立案します。
ポータルサイトURL: ESJカーボンニュートラル支援

過去の取り組み実績

前年度の令和6年度においては、セミナー参加者は32名、意識調査への回答を73件得ることができ、エネルギー診断を9件、脱炭素化促進計画の策定を8件実施しました。中でも株式会社ハイレックス宮城では、徹底した省エネと再生可能エネルギーの導入により、CO2削減率約32%、エネルギーコストの削減率は約20%を見込んでおり、具体的な成果を挙げています。また、株式会社ミナト精工では、中小企業版のSBT認証申請を予定するなど、各社の取り組み結果に注目が集まっています。

地域脱炭素化における連携の重要性

地域企業の脱炭素化を加速するには、自治体や地域金融機関との協力が鍵となります。自治体による政策支援とサービス提供、地域金融機関管理の設備投資資金が相まって、企業の脱炭素化を促進することができるためです。特に製造業が盛んな地域において、この取り組みが産業競争力を保つ上で重要です。

ESJの強みと今後の展望

ESJは製造業の脱炭素化に特化した専門知識を活かし、地域の実際の課題に対応した支援を行います。また、オンライン化やデジタル化を推進することで、遠隔地でも効率的に支援を実施可能です。さらに、デジタル技術を活用した新たなサービスを創出し、国内外の地域企業に対する脱炭素化支援を広げていく取り組みを進めます。

ESJは今後も「自治体×産業支援」の分野で、脱炭素化と生産性向上を目指し、地域経済の振興に寄与していく方針です。

法人名：株式会社エネルギーソリューションジャパン
本社所在地：東京都中央区銀座7丁目13番6号サガミビル2階
代表取締役：田崎剛史
公式サイト：https://www.es-jpn.com/
みんなの脱炭素セミナー：https://es-jpn.com/seminar/
中小企業のSBT申請サポート：https://es-jpn.com/seminar/sbt/
脱炭素ポータルサイトMinDeCarbon：https://www.es-jpn.com/column_top/

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