経理業務の自動化セミナーが大阪で開催
2024年11月27日、ファーストアカウンティング株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社コンカーの3社共催によるオンサイトセミナーが大阪で開催されました。テーマは「経理業務自動化」。AI、BPO、SaaSといった最新技術を活用した経理業務の効率化、自動化、そしてその具体的な事例が紹介されました。
最新技術で経理業務を革新
セミナーでは、経費申請から承認、精算までの全工程を自動化する革新的なビジネスプラットフォームが注目を集めました。特に、日東電工株式会社の事例は、参加者に大きな衝撃を与えました。同社は、これらの技術導入によって照合作業や不正検知の業務における省力化を達成。結果として経理部門の作業負荷を大幅に削減し、業務のスピードアップを実現したのです。
AIとビッグデータで進化する経理の未来
株式会社コンカーからは、AIとビッグデータによって進化を続けるConcurの未来像が提示されました。AIを活用した照合の自動化、不正検知の自動化は、経理業務の未来を大きく変える可能性を秘めています。
ファーストアカウンティング株式会社からは、AIを活用した照合の自動化、不正検知の自動化について具体的な説明がありました。同社は、コンピュータービジョン分野のみならず、LLMなどの生成AI、最新技術の研究にも積極的に取り組んでおり、その研究成果をサービス開発に活かしています。数々の論文発表や、大企業、会計ベンダーへのサービス提供実績が、その技術力の高さを物語っています。
日東電工株式会社からは、BPO、SaaS、AIを活用した間接業務改革の取り組みが紹介されました。成長戦略を支える業務基盤の構築において、これらの技術がいかに重要な役割を果たしているかが強調されました。
パネルディスカッション:活発な意見交換
セミナー後半には、各社の担当者によるパネルディスカッションが行われました。参加者からの質問にも丁寧に回答され、活発な意見交換が行われました。AIやBPO、SaaSといった技術が、経理業務のあり方を変え、企業の成長戦略に貢献していくという共通認識が共有されました。
ファーストアカウンティング株式会社:企業理念と取り組み
ファーストアカウンティング株式会社は、「制約を取り払うことで、自信と勇気を与える」というパーパスを掲げ、AI技術を活用して顧客企業の経理業務における様々な制約を取り払い、より価値のある業務に集中できるよう支援しています。東証グロース市場に上場(5588)しており、その技術力と企業理念は高い評価を得ています。
まとめ:経理業務の未来への展望
本セミナーは、AI、BPO、SaaSといった最新技術を活用した経理業務の自動化という、企業にとって非常に重要なテーマについて、具体的な事例を交えながら深く学ぶことができる貴重な機会となりました。参加者は、それぞれの企業でこれらの技術導入による業務効率化の可能性を再認識し、今後の経理業務の在り方について改めて考えるきっかけを得たようです。