「NO SERVICE HOTEL azumabashi」新たな宿泊体験の幕開け
2023年8月1日、過剰なサービスを省き、シンプルな快適さを追求する「NO SERVICE HOTEL」が本所吾妻橋に新たにオープンしました。これまでにも多くの旅行者から高評価を受けてきた同ホテルは、台東区寿に続いて2棟目の登場です。新拠点では、場所の利便性と快適な滞在を実現した宿泊体験を提供しています。
コンセプトと特徴
「NO SERVICE HOTEL」とは、「NO SERVICE, BUT COMFORTABLE」というキャッチフレーズのもと、あえて無駄なサービスを排除し、シンプルに居心地の良さを重視したホテルです。コロナの影響が薄れ、再び高まるインバウンド需要。東京の都心では、ビジネスホテルと高級ラグジュアリーホテルの二極化が進んでいますが、まだ満たされていない中長期滞在向けのホテルのニーズに対応しています。
このホテルでは、古いビルをリノベーションし、スーツケースを広げることができる広さ(20〜50㎡)と、手頃な価格帯で「ここに住みたくなる」ようなリラックスした空間を提供しています。過剰なサービスを省いた分、宿泊者は落ち着いた雰囲気の中でじっくりと滞在を楽しめます。
新店舗「NO SERVICE HOTEL azumabashi」の詳細
新たにオープンした「NO SERVICE HOTEL azumabashi」は、墨田区吾妻橋に位置し、都営浅草線の本所吾妻橋駅A1出口目の前という好立地。空港からのアクセスも良好で、成田空港や羽田空港から一本で到着可能です。浅草や押上、さらには東京の象徴でもあるスカイツリーまで徒歩圏内という点も魅力です。部屋数は2つで、広さはどちらも23㎡。1部屋最大2名まで宿泊可能で、価格は1部屋25,000円〜35,000円程度(季節によって変動)。
また、1階には「街と山」というこだわりの焙煎コーヒースタンドも併設されており、コーヒーを楽しみながらリラックスしたひとときを過ごすことができます。
設計のこだわり
「NO SERVICE HOTEL azumabashi」の内装及び部屋設計は、ファウンダーの江本響氏が手掛けています。早稲田大学建築学科卒業後、数多くの住宅や商業空間のリノベーションに携わってきた江本氏のセンスが光る、独自の雰囲気を醸し出す空間設計がなされています。彼はレトロな物件をスタイリッシュに再生する手腕に定評があり、業界でも高く評価されています。
将来的な展望
「NO SERVICE HOTEL」は、インバウンド需要の増加にもかかわらず、都内のビジネスホテルの不足を背景に、古い物件のフルリノベーションを進めています。これにより、ホテル利用者と物件オーナー双方のニーズを満たすことを目指しています。2025年4月までに合計5棟のオープンを目指し、全国に50棟の展開を見据えたフランチャイズ計画も進行中です。
旅行者は今後の「NO SERVICE HOTEL」の展開に目が離せません。それぞれが持つ魅力を感じながら、「普段の生活の延長」のような宿泊体験を楽しむことができるでしょう。新たな宿泊体験を求めている方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。