高齢者見守り支援ファンド
2014-09-09 09:30:02
日本初!高齢者見守りサービス支援ファンドが誕生 ~こころみ、個人投資家向けに募集開始~
日本初!高齢者見守りサービス支援ファンドが誕生
株式会社こころみ(東京都渋谷区)は、8月28日より、個人投資家向け小口投資ファンド「高齢者会話型見守り支援ファンド」の募集を開始しました。このファンドは、同社が提供する一人暮らし高齢者向け見守りサービス「つながりプラス」の事業拡大を目的としています。
ミュージックセキュリティーズ株式会社(東京都千代田区)のプラットフォーム「セキュリテ」を活用した本ファンドは、高齢者向け医療・介護分野のスタートアップ企業を対象とした、個人投資家向け小口投資ファンドとしては日本初となります。
少子高齢化社会における課題解決への取り組み
近年、深刻化する高齢者の孤独問題。「つながりプラス」は、担当コミュニケーターが毎週2回高齢者宅へ電話をかけ、その内容を家族にメールで報告するサービスです。親子のコミュニケーション促進だけでなく、高齢者の見守りにも貢献しています。
国立社会保障・人口問題研究所の調査(2013年7月公表)によると、一人暮らし高齢者の約4割が2~3日に1回以下の会話しかしておらず、特に男性は約17%が2週間に1回しか会話をしていないという現実があります。
孤独は、健康面にも悪影響を及ぼします。免疫力や社会性の低下、暴飲暴食、運動不足などを招き、病気やケガのリスクを高める可能性があるのです。「つながりプラス」は、こうした問題の解決に貢献することを目指しています。
ファンドの目的と投資家のメリット
今回のファンド募集は、資金調達だけでなく、サービスの認知度向上と事業支援者の拡大も目的としています。出資者には、自身と友人・知人分の「つながりプラス」入会金と3ヶ月分の利用料が無料となる特典があります。
サービス利用を通じて、改善点などのアドバイスや広報活動への協力などを期待することで、より良いサービス提供を目指すとともに、超高齢化社会における課題解決に共に取り組む仲間を増やすことを目指しています。
「つながりプラス」サービス概要
「つながりプラス」は、毎週2回の電話連絡と家族への報告レポートを提供する見守りサービスです。月額利用料は8,000円(税別)、入会金は10,000円(税別)。オプションとして、安心駆け付けサービスや安心相談サービスなども用意されています。
ファンド概要
ファンド名: 高齢者会話型見守り支援ファンド
ファンド営業者: 株式会社こころみ
ファンド取扱者: ミュージックセキュリティーズ株式会社
ファンド最大総額: 5,000,000円(250口)
申込単位: 21,140円/口(出資金20,000円、取扱手数料1,140円)
募集期間: 2014年8月28日~2015年2月26日
会計期間: 2015年4月1日~2017年3月31日
株式会社こころみ概要
代表者: 代表取締役社長 神山晃男
本社: 東京都渋谷区南平台町四丁目8番 606
設立: 2013年6月17日
資本金: 15,500,000円
事業内容: 一人暮らし高齢者向け見守りサービス「つながりプラス」
本ファンドは、高齢者の孤独問題解決に挑む、画期的な試みと言えるでしょう。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社こころみ
- 住所
- 東京都港区赤坂9丁目7-1 ミッドタウン・タワー29階
- 電話番号
-
03-6276-0025