2025年に向けた新しい飲み方の提案
渋谷未来デザインが主催する「スマドリ産学連携プロジェクト交流会」が開催されました。このイベントでは関東圏の四つの大学の学生たちが集まり、Z世代ならではの視点でお酒の飲み方の多様性についてディスカッションを行いました。スマートドリンキング(スマドリ)というコンセプトは、お酒を飲む人も飲まない人も、お互いの選択を尊重し、体質や気分、シーンに合わせて飲み方を選択できる社会を目指すものです。
この交流会は、学生たちに“スマドリ”をテーマにした課題に取り組む機会を提供し、得た知見を共有することを目的としています。2025年度に向け、Z世代がスマドリを日常に取り入れ、行動変容を促すために考えられた施策が提案される予定です。
学生同士の交流と新たなアイデアの創出
交流会では、各大学での活動などを通じて得た気づきを発表し、他の学生との意見交換を図りました。これにより新しいアイデアや考え方が生まれることが期待されています。また、渋谷スマートドリンキングプロジェクトでは、今後もこのような交流の機会を設け、地域社会の飲み方の多様性をさらに推進していく方針です。
開催概要とプログラム
このイベントは、2025年7月8日(火)17:00から19:00まで、電通本社ビル内で行われ、青山学院大学、跡見学園女子大学、関東学園大学、日本大学とアサヒビール株式会社、スマドリ株式会社、そして一般社団法人渋谷未来デザインなどの参加がありました。また、参加した学生たちは「SOCIAL INNOVATION WEEK 2025」のイベントにも登壇する予定です。
SOCIAL INNOVATION WEEKの重要性
SOCIAL INNOVATION WEEK(SIW)は、渋谷未来デザインが主催する日本最大級のソーシャル&カルチャーデザインイベントで、産官学民が一堂に会してソーシャルアクションや新たな文化の創出を目指す重要な取り組みです。次回は2025年10月27日から11月3日まで開催される予定となっています。
渋谷スマートドリンキングプロジェクトとは
このプロジェクトは、アサヒビールと電通デジタルの合弁会社であるスマドリ株式会社、さらに渋谷区の外郭団体である渋谷未来デザインが中心となって進めています。プロジェクトの目的は、適正飲酒の推進や飲み方の多様性を尊重する社会の実現。そのために、啓発セミナーやワークショップ、イベントを通じて社会課題の解決を図っています。詳細は渋谷スマートドリンキングプロジェクトの公式サイトで確認できます。
渋谷未来デザインのビジョン
渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンの理念をもとに、多様な人々のアイデアや才能を生かし、社会的課題を解決する新しい可能性をデザインする組織です。彼らの展開は、渋谷から広がり、社会全体の持続可能な発展に寄与することを目指しています。