クロスマート、経営体制を強化
食品流通業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するクロスマート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:寺田 佳史)が、2025年10月1日付で新たに社外取締役および監査役を予定しています。この人事により、経営体制のさらなる強化を目指すこととなりました。
経営体制の見直し
クロスマートは、外食産業の発展に貢献するというビジョンの下、受発注SaaS「クロスオーダー」を核に多岐にわたるDX推進を実施してきました。具体的には、従来のアナログな受発注の流れをデジタル化し、飲食店と卸業者との間の効率的な取引を実現。今や全国の飲食店や卸売業者に支持されているプラットフォームとして成長を続けています。
背景と目的
業界のニーズが高まる中、クロスマートはさらなるサービスの質向上と内部管理体制の強化が肝要であると判断しました。そこで長年にわたって外食業界に精通した新しい社外取締役、大島 大五郎氏を迎えることに。彼の豊富な知見と多角的な視点を活かし、企業のガバナンス強化を図っています。
大島大五郎氏のコメント
大島氏は、「システムと人材の融合がなければ業界は進歩しない」との信念の下、外食業の電子化を推進してきた背景があります。彼は自身の知見を生かし、クロスマートの成長に寄与する意志を示しています。
監査役の選任
新しく選任される監査役には、粕谷まり子氏と田邉愛氏が含まれます。両者はそれぞれ公認会計士と弁護士という専門知識を活かし、経営の透明性やガバナンス体制の強化に貢献することを表明しています。特に粕谷氏は、「持続可能な成長の実現に向けて、事業リスクや機会の把握に努めていきたい」とコメントしています。
スピード感を持った意思決定
寺田代表取締役は新たな体制が経営の安定性を増すと共に、外食産業の生産性向上に繋がると強調。新役員陣の知見を融合させることで、業務のデジタル化をさらに加速させ、外食業界の変革に寄与し続ける意気込みを示しています。
受発注業務の未来を切り開くクロスオーダー
クロスオーダーは、飲食店と卸売業者をつなぐデジタルプラットフォームとして、業務の効率化を図っています。今後、新たにリリースされる給食事業者向けの受発注システムにも期待が寄せられています。2025年9月時点では、既に13万店舗超がこのシステムを利用し、業務のデジタル化は進んでいます。
会社概要と連絡先
クロスマート株式会社は2018年に設立され、東京都中央区に拠点を置いています。今後も外食産業の発展を支えるため、ビジョンを具現化し続ける姿勢を維持していく所存です。なお、会社情報や問い合わせに関しては公式ウェブサイトをご覧ください。
公式サイト