細川俊夫生誕70年を祝う特別なサクソフォンリサイタルが決定!
2025年1月30日、サクソフォン奏者・大石将紀が細川俊夫の生誕70年を記念したリサイタルを開催します。この興奮のイベントは、東京都のゲーテ・インスティトゥート東京ドイツ文化センターで行われます。大石は、細川の作品を一堂に演奏し、このジャンルの新たなスタンダードを観客に伝えます。
このコンサートは、サクソフォンの魅力を余すことなく堪能できる貴重な機会です。細川の室内楽作品がこれほど集まるのは久しぶりで、特に細川作品である「音響」に関する特徴や音空間の吸引力を体感できるものとなるでしょう。
プログラムの見どころ
大石は、これまで20年以上にわたり細川の作品に取り組んできました。演奏会では、細川のサクソフォン・レパートリーを揃え、さらには彼が2年かけて録音したCD『細川俊夫:明暗 ~ サクソフォン作品集』のリリースも祝います。このアルバムは2024年4月にオーストリアのカイロスレーベルから発表される予定です。
豪華な共演者
この特別なコンサートでは、大石将紀の他に、宮田まゆみ(笙)、吉野直子(ハープ)、田口智子(ソプラノ)、大宅さおり(ピアノ)、葛西友子(パーカッション)といった多彩なアーティストが共演します。また、ゲストにはダンサーの小㞍健太や書道家の白石雪妃も参加し、パフォーマンスを一層華やかに彩ります。
大石将紀のコメント
大石は、「細川先生の生誕70周年の特別な年に、このコンサートを企画できたことを嬉しく思います。細川作品の特徴的な音響や空間をライブで体感していただきたいです。さらに、書道やダンスとのコラボレーションにもご期待ください」とコメントしています。
大石将紀の経歴
大石は東京藝術大学を卒業後、フランスへ渡り、パリ国立高等音楽院でサクソフォンや室内楽などを学びました。彼は帰国後、国内外で数々の音楽祭やリサイタルに出演し、現代音楽の普及に努めています。その実績から、第13回佐治敬三賞や文化庁芸術祭での受賞歴もあり、今後の活動が注目されています。
公演概要
- - 公演名: 「30年の時の深み」細川俊夫生誕70年記念コンサート
- - 日時: 2025年1月30日(木) 18:30開場/19:00開演(上演時間:約2時間)
- - 会場: ゲーテ・インスティトゥート東京ドイツ文化センター(東京都港区赤坂7-5-56)
- - 出演者: 大石将紀(サクソフォン)、宮田まゆみ(笙)、吉野直子(ハープ)、田口智子(ソプラノ)、大宅さおり(ピアノ)、葛西友子(打楽器)、小㞍健太(ダンス)、白石雪妃(書家)
- - チケット料金: 一般 4,000円/学生 2,000円(自由席・税込)
- - 主催: サクソフォン×邦楽器×現代音楽実行委員会
- - 助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益財団法人 野村財団
現在、チケットはカンフェティにて販売中です。詳細は公式ホームページをご覧ください。豪華な共演者との音楽の饗宴をぜひお楽しみください。