宝印刷株式会社は、2026年6月29日に財務情報と非財務情報の開示を一元化する新たなシステム「WizLabo Synapse」を正式に発表しました。この新しいシステムは、企業の透明性を高め、財務報告の信頼性を向上させることを目指して開発されました。
背景
近年、多くの国や地域でサステナビリティに関する非財務情報の開示が求められています。日本においても、2027年3月期からのSSBJ基準に基づく段階的な開示義務化が迫っており、上場企業は積極的な対応が求められています。ところが、非財務情報は通常、社内のさまざまな部門に分散して保管されているため、一元的な情報管理が難しいという課題があります。この課題を解決するべく、宝印刷は日立製作所と協力し、「WizLabo Synapse」を開発しました。
WizLabo Synapseの特長
1. 一元管理の実現
WizLabo Synapseは、企業内部の財務情報と非財務情報を一つのプラットフォームで管理することができます。これにより、常に最新かつ正確な情報を提供し、開示内容の一貫性が担保されます。監査や第三者による保証業務もスムーズに進むでしょう。
2. 効率化された業務プロセス
非財務情報の収集から開示書類の作成までを自動化し、業務プロセスを簡略化します。特に、開示担当者のデータの手動での転記作業や、各部門との調整作業の負荷を大幅に軽減することができます。これにより、人的ミスのリスクも少なくなります。
今後の展望
同システムでは、親会社である日立製作所とアスエネ株式会社とのAPI連携も視野に入れています。これにより、温室効果ガスデータなどの環境情報をより迅速かつ高精度に収集し、開示することが可能になります。データのシームレスな取り込みは、企業の開示業務に革命をもたらすでしょう。
特別インタビュー記事
この新システムの発表に合わせて、日立製作所との協業に込めた思いや、新サービスがもたらす価値について、両社の事業推進者のインタビュー記事も公開される予定です。詳細は日立製作所が運営する記事サイト「&FINANCE」でご覧いただけます。公開は6月29日13:00からで、以下のURLからアクセス可能です。
詳細はこちら
このように、「WizLabo Synapse」は、企業の財務および非財務情報の管理を一元化し、企業の透明性および信頼性を高める新たな手段として、非常に期待されています。今後の展開にも注目です。